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すっごいよほんと…
めちゃくちゃ美味しそうだよ…
「金の心配はするな。好きなだけ食え」
「え、でも…」
「大丈夫だ。全てエルヴィンの財布から出る」
「それいいの？」
「まだ交渉はしてねぇが、あいつはお前のこととなると甘い。なんとかなる。気にするな」
「あー…うん」
私は一通り目を通して、特に食べたいものを頭の中で整理して、スイーツを5個に絞った。
5個なら…いいよね？
「…決まったか？」
「うん！」
「じゃあ呼ぶか…」
リヴァイが呼ぶ前に店員さんが来た。
あれ、この部屋ってプライベートな空間じゃない感じ？
会話絶対聞いてたよね？
「ご注文はどうしましょう？」
「俺はティラミスとダージリンティー」
「私はモンブランと、イチゴのタルトと、エクレアと、チョコレートケーキと、チェリーパイ！あと、アイスココア！」
「かしこまりました」
店員さんが出て行くと、リヴァイは半ば呆れたような、感心したような顔で私を見た。
…やっぱり頼みすぎた？
「…よくそんなに甘いものが食えるな」
「だって美味しいもん！でも…ちょっと頼みすぎた？」
「まぁエルヴィンの財布から出るんだ、いくら頼んだって俺たちに損はねぇよ」
「なんかエルヴィンが可哀想だなぁ…腕と髪の毛だけじゃなくてお金もなくなっちゃうよ」
「お前も相当酷いこと言ってるがな」
「髪のこと？でもあれどう見てもヅラだよ。あ、そうだ。何でも言うこと聞いてくれるならさぁ、エルヴィンの髪の毛引っ張ってよ！」
リヴァイがエルヴィンの髪を引っ張ってる…
想像しただけで面白い…
「あぁ、いいだろう。あわよくば地毛だとしても抜いてやる」
「えー、それ流石に可哀想だなぁ…でもエルヴィンならいっか」
「お待たせしました」
早くない？
まだちょっとしか時間経ってないのに。
私はどんどん並べられていくスイーツを見て、1人ニヤニヤしてた。
店員さんが居なくなると、リヴァイが呆れた顔で私を見た。
「そんなに食えるのか？」
「うん！甘いものならいくらでも食べられるもん！いっただきまーす！」
私はチョコレートケーキを一口食べた。
…美味しい…こんなに美味しいなんて…
食べ物でここまで感動したの初めて…
「あぁ…幸せ…美味しすぎて死にそう…」
「そんなに美味いのか？」
「うん！あ、そうだ！」
いいこと思いついちゃった！
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りんご(プロフ) - veltさん» そう思っていただけて嬉しいです！応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2018年8月3日 17時) (
レス) id: f91cc499c3 (このIDを非表示/違反報告)
velt - こういうの好き！！ファイト！！ (2018年8月2日 22時) (レス) id: c2e922b993 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2018年7月31日 17時
