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私がみんなの目の前で手を振ると、みんなはやっと我に帰った。
「Aちゃんほんっとに可愛いよ！ここまでやるとわざとらしくなりそうなものだけど、全然そんな感じない！」
「あのチビにAはもったいない…少なくとも何人かで分け合うべきだと思う…」
「A本当に似合ってるよ！きっとリヴァイ兵長びっくりするね！」
「芋よりも肉よりも私は今Aを食べたいです！美味しそう…」
「みんなありがとう。ちょっとよくわかんないのもあったけど…じゃあ行ってくるね」
「あー！ダメダメ！そのまま出たらその辺の男にナンパされるに決まってる！私も一緒に行くよ」
私はハンジと一緒に玄関の方に向かった。
多分まだ20分くらいしか経ってないとは思うけど。
玄関に着くと、まだいないと思ったリヴァイがいた。
私服もカッコいい…
リヴァイは私を見るとハンジを見て、また私を見て、上から下まで見直した。
「ちょっとリヴァイ。そんな風に見たらAちゃんに失礼だよ」
「…これは誰がやったんだ？」
「私とミカサとヒストリアとサシャだよ。みんなAちゃんのために色々買ってたんだよ。こんなに可愛いと貢ぎたくもなるよね」
「まぁいい。行くか」
「うん！ありがとね、ハンジ。バイバイ！」
「楽しんでおいで！あ、ちゃんと明日の昼には帰ってきてねー！」
明日の昼？
そんなに遅くならないでしょ、普通。
私は疑問に思いつつもハンジに手を振った。
「おい、前向いて歩け。ぶつかるぞ」
「え？うわっ！」
「危なっかしいな…ん」
「へ？」
リヴァイは、んってだけ言って手を差し出した。
えー、繋げと？
「早くしろ」
「え、あ、はい」
私はリヴァイの手に自分の手を重ねた。
普通に繋ぐのかと思ったら、リヴァイは指を絡めてきた。
…恥ずかしくて顔が爆発しそう…
「なんだ？お前、自分から抱きつけだのキスしろだの言うくせして手を繋ぐのに照れてんのか？」
「別にいいでしょ！」
「あぁ、悪いとは言ってねぇ。可愛いやつだと思っただけだ」
「かっ…可愛い…」
「言い忘れてたが、よく似合ってる」
「あ、ありがとう…」
なんていうか、もうほんとに爆発しそうですね、はい。
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りんご(プロフ) - veltさん» そう思っていただけて嬉しいです！応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2018年8月3日 17時) (
レス) id: f91cc499c3 (このIDを非表示/違反報告)
velt - こういうの好き！！ファイト！！ (2018年8月2日 22時) (レス) id: c2e922b993 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2018年7月31日 17時
