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私は1分くらいして顔を上げた。
まだドキドキしてるけど、迷惑かけれないし。
「ごめん、もう平気」
「じゃあ質問させてもらうが、お前のその力は何だ？」
「私には炎、氷、風、雷を操る力があるの。あの時は制御できなくて暴走しちゃったけど、今なら…」
私は左手を振った。
すると私の手のひらで炎が燃え、その上に雪が降り、つむじ風がそれを巻き上げ、小さな雷が光ってる。
「もっと大規模に操ることもできるよ」
「そうか。他は何だ？」
「私のママはトイフェル家の人で、聞いたことあるでしょ？トイフェル家の話。継承者がどうのって。私が、それなの」
「異常な戦闘能力を持つってことだな？」
「それにパパが上乗せしてるからもっとかな？あ、あと頭脳もね」
私、多分ミカサとリヴァイが同時にかかってきても平気だと思う。
まぁ当然やったことないからわかんないけどね。
「巨人化の力については？」
「私巨人化する時に巨人の大きさを操れるの。他の巨人も操れるし、記憶も操れる。九つの巨人のいいとこ取りだから。私の巨人最強だよ」
「九つの巨人ってのは何だ」
「詳しくは知らない。でも、パパの日記にそうやって書いてあったの。1つわかってるのは始祖の巨人っていうのを王家が継承してること」
「そいつは何ができるんだ？」
「巨人操ったり、記憶操ったりできるよ。私それできるし。継承じゃなくてパパの薬とか実験のせいなんだけどね」
全然嬉しくないんだけどねー。
普通の人間でいたかったもん。
「それだけか？」
「まぁね。応用きくからもっとといえばもっとなんだけどさ。あ、そうそう。私、戦闘能力と頭脳以外はチョーカー外さないと使えないの」
「首に何かあるのか？」
「血管がどうのこうのらしいよ。多分だけどね。忘れてたけど、巨人化は自傷行為しないとダメだからね」
「そうか。今はとりあえずこの辺でいいだろう。A、隣の部屋の1番下の棚を見てみろ。機嫌取りのために買ったが、褒美だ」
ご褒美？
私に？
「何？」
「お前の好きなケーキだ」
「ほんと？食べていいの？」
「あぁ、やる」
「やったぁ！リヴァイ大好きありがとう！」
あ、ノリでつい変なこと言っちゃった…
私は半分逃げるように隣の部屋に入った。
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りんご(プロフ) - veltさん» そう思っていただけて嬉しいです！応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2018年8月3日 17時) (
レス) id: f91cc499c3 (このIDを非表示/違反報告)
velt - こういうの好き！！ファイト！！ (2018年8月2日 22時) (レス) id: c2e922b993 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2018年7月31日 17時
