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私はリヴァイについて行って、てっきり自分も壁の上に行かせてもらえるんだと思ってた。
「何で私はダメなの？」
「お前は疲れてるだろ？休んでろ。それに、お前はじきに女王だ。ここまできて危険に晒すわけにはいかねぇからな」
「王は最高権力者かもしれないけど、ただ見てるだけじゃ人はついてきてくれないよ。それに王が人のために動かなくてどうするの？」
「…止めても無駄だろうな。来い。ただ、死ぬなよ」
「うん。わかってるよ」
私はリヴァイと壁を登った。
朝日、すっごい綺麗だなぁ…
「A？何でここにいるの？倒れたって聞いたけど、大丈夫なの？」
「ん？大丈夫。それに、リヴァイにいいって言われたもん。ヒストリアは？ここにいていいの？」
「団長にダメだって言われたけど、押し切って来たの。だって何もしないだけの、名前だけの王女様になんてなりたくないから」
「私もそんなところだよ」
私はみんなのところに行った。
会ってないわけじゃないのに、なんか久しぶりな気がする。
「…A、大丈夫なの？」
「大丈夫だよ。ちょっと疲れちゃっただけだから。心配してくれてありがとう、ミカサ」
「こんなところにいたら危ないだろ？あいつ奇行種だからな？」
「ほんとは私が操ってどうにかしたいんだけど、さっき力使いすぎて疲れちゃって。でも、私は自分にできることをやりたいの」
私はおじさんの巨人を見つめた。
なんていうかさぁ、もっとマシな進み方すれば良いのにね。
私は首元を触った。
チョーカーはつけてない。
「A、お前は大人しくしてろ。下手なことして何かあったら困るからな」
「ここまで来たんだもん。何もしないわけにはいかないよ」
私は剣を抜いて、血でべたべたな刃を外し、新しいのに替えた。
朝日に剣をかざすと、剣が光を受けて輝いた。
「まさかとは思うが、とどめを刺しに行く気か？」
「そうだよ？だって、それ以外に何をしろって？巨人化してやるなら、まだ不慣れな私よりエレンの方がいいし」
「まぁ好きにしろ」
「そのつもり」
私はみんなを手伝いに行った。
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りんご(プロフ) - veltさん» そう思っていただけて嬉しいです！応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2018年8月3日 17時) (
レス) id: f91cc499c3 (このIDを非表示/違反報告)
velt - こういうの好き！！ファイト！！ (2018年8月2日 22時) (レス) id: c2e922b993 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2018年7月31日 17時
