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私は頭に何かが触れたのを感じて目が覚めた。

鼻と鼻がくっつきそうな距離にリヴァイがいた。

しかも馬乗りだよ。


…え?


「ひゃっ、リ、リヴァイ?」

「悪い、起こしたか?」

「あ、それは良いの。そうじゃなくて…やっぱ何でもない。それより、おじさんの巨人は?」

「今から作戦を実行する。だが、今はそんなこと気にするな。今は巨人のことは忘れろ」

「え、でも早くしないといけないんじゃないの?」

「あぁ、だから手短に済ませたい」


私はやっぱり心配で巨人の方を見てみた。

うわ、街に向かってる…


私がリヴァイに後にするよう言おうとすると、唇を塞がれた。

…ん?


リヴァイは離れると私の頰に両手を添えた。


「今は俺だけを見てればいい」


うわ、また気絶しそう…

あ、リヴァイがめちゃくちゃカッコいいからだからね。


「いいか、よく聞け。俺はお前が好きだ。何よりも、誰よりもな。お前の存在をないがしろにして悪かった」

「…気づいてたの?私がリヴァイにほんとに好かれてるのかなぁとかで色々考えてたこと」

「さっきハンジに言われて気づいた。本当に悪かった。何だってする。何でも言うこと聞いてやる。それで許してくれるか?」

「許すも何もリヴァイは悪くないよ。こんな状況だし、人類最強の兵士長様だもん。私なんかに構ってる余裕なんてあるわけないしね」

「何が人類最強の兵士長様だ。俺よりお前の方がよっぽど強ぇだろうが」

「そんなことないよ。ところで、後ろ見てみて?」


リヴァイは私の上から退いて後ろを振り返って、もう一度私を見た。

そして近づいてきたかと思ったら、またキスされた。


「リヴァイ、状況を考えてくれ。まぁ相手がAならそうしたくなる気持ちは十分にわかるが」

「ねぇ、まだ手出してないよね?本格的に。ってことはまだ間に合う?やっぱりAちゃん可愛すぎる!」

「いいか、Aは俺の女だ。セクハラまがいな発言をしたり手を出そうとする奴はただじゃおかねぇからな。行くぞ、A」

「え?あー、うん」


私は立ち上がってリヴァイについていった。

そろそろおじさんとお別れしなきゃね。

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りんご(プロフ) - veltさん» そう思っていただけて嬉しいです!応援ありがとうございます!頑張ります!! (2018年8月3日 17時) (レス) id: f91cc499c3 (このIDを非表示/違反報告)
velt - こういうの好き!!ファイト!! (2018年8月2日 22時) (レス) id: c2e922b993 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りんご | 作成日時:2018年7月31日 17時

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