カーニバル🎶な学校生活。 (ページ13)

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『あ、しずおかえり～

　はい、お弁当。』

「お！A、さんきゅーな！！」

「で、閑也！お前、あの学年1可愛い子に

　告られたんだってぇ？！？」

「元太、なんで知ってんだよ、」

「で、どうなの？なんて返事したの？？」

　

いや、、しめ、そんな可愛い顔して

めっちゃ直球で聞くやん笑笑

「ん？丁寧にお断りしてきた。」

「「「えええぇぇえ？！？？」」」

「なんで断ったんだよ！あんな可愛いのに！！」
　

「いやいや、だって俺、あの子のこと知らねーし、

　そもそも好きじゃねーもん笑笑」

　

でも俺だったら、あんな可愛い子に好きって

言われたらちょっとは揺らぐよね～

と元太。

そりゃそうだ！と私も思う。

「何？じゃあ、ほかに好きな子でもいんの？」

うわぁ…うみ、ぶっ込んだこと聞いて、、、

「さぁー、？どうでしょう！笑」

いや、なんやねん！！それ！！！！！！

好きな子いてる人の言い方やん！そんなん！！！

はぁ、、もう、あかんな。

頭の中しずでいっぱいやわ。

やっぱ私、しずのことめっちゃ好きやん…

「ふっ、笑 Aって

　ほんとわかりやすいよね～笑笑」

『えっ？！な、なにが、、？』

「べっつに～？俺も負けてらんないな～

　と思っただけ」

頭の中しずでいっぱいいっぱいになっていたら、

しめに耳元で話しかけられた。

しめがどういう意味で言ったのか、

しずのことでパンクしかけの私の脳みそじゃ、

全然わからなかった。

　

と、とりあえずこういう時こそ食べやなね！！

腹ごしらえして落ちつこ…

みんなで屋上の扉の前で、輪になってお弁当を広げる。

右端から、しず、私、しめ、うみ、元太

の順で半円を描くように、座ってる。

　

「ほら、A」

ふいにしずに呼ばれて、振り向くと、、

　

卵焼きを勢いよく口の中につっこまれた(笑)

　

『ん！ひゃっぱひずんちのたまほやひおいひい！！』

　訳:やっぱしずんちの卵焼き美味しい

「ふは、Aほんと俺んちの卵焼き好きだよね～」

うん、好き。

そのしずの、溶けちゃいそうな笑顔みたいに、

優しくて甘い味がするから。