カーニバル🎶な学校生活。 (ページ12)

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秘密の場所でお昼休みページ12

あーあ、しず、お昼休みにあの可愛い

女の子に告られるんかぁー、、

なんて考えとったら、気づいたらお昼休みでした…

あかんで？みんなはちゃんと授業聞いときや？？笑

　

「ちょっと俺中庭行ってくるから、Aとうみ先行ってて～！」

『わかった、お弁当持っていっといたろか？』

「じゃあ、お願いします！Aありがとな！！」

と、走っていってしまったしず。

『はぁ…… いっちゃった』

「ん？Aなんか言った？？」

『ううん！なんも言うてへんよ！！

　それより、先行っとこ？』

「そだね～」

あっぶねぇ…声出てもうてたわ……

うみが鈍感でよかった～！笑

食堂の限定メニューは日替わりで、

しずの大好きなハンバーグ定食と、

しめの大好きなカツ丼の日以外は、

私たちの秘密の場所でご飯を食べている。

本当は屋上がよかったんやけどねっ！！！

憧れあるやん？屋上でお昼ご飯。

　

しっかり施錠されてしまっているので、

その扉の前の階段でお昼ご飯を食べている。

みんながいる教室のある校舎とは、

別のところにあるため人が来ない穴場だ。

食堂で食べるとほら、

他の子たちがいっぱい寄ってきて、

もはや5人じゃなくなるからな～笑笑

というわけで、

もう先にいてるであろうしめげんと

合流するべくうみと一緒に向かう。

その途中の渡り廊下から、中庭がちょうど見える。

「え、まって、、なんか雰囲気告白っぽくない？！

　ねぇA！！！」

と私の手をぶんぶんふりまわしてくる、うみ

『そうやろうなと思ってたよ？私は』

わかってたけど、結構なダメージ… 。

もういいし…！早よしめげんのとこ行こ！！

『しめげんお待たせ～！！！』

「おっ、やっときた～」

「おせぇーよ！って閑也は？」

「学年1可愛いって噂の子に告られてる」

「「はぁ～？！？？！？」」

　

2人ともなんで俺じゃねーの？

そこ接点あった？！

羨ましいぞ！！！

とかなんとか言うて騒いでる笑笑

いや、でもあなたたち言うとくけど

その可愛いって噂の女の子より数倍有名やからね？

あんたらも結構告られてるやろ！ってな！！笑

　

なんて思ってたら、

「ごめんごめん！遅くなった～」

しずが帰ってきた。