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ゴンドラ ページ25

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赤井「チッ…
A、聞こえるか」

『sit...!

暗視スコープが無いから本当に薄らとしか見えないけどもう彼らはすぐ近くにいる

彼が既に起爆装置の解体が終わっていたらいいのだけど…』





プルルルッ...プルルルッ




こんな時に一体誰が電話を…と画面を確認するとそこには“哀”の文字が



灰原「A今、あなたどこにいるの?!」

『観覧車の近く
あなたも気づいているのでしょう?手短に...』



灰原「子供たちがまだ観覧車に残っているのよ!」

『何…?!』




灰原「お願い、A

子供たちを…!!このままじゃ.....」

『オーケー、じゃあね』




電話を切ると急いでゴンドラへ向かおうとしたが途中秀一さんに察され無線機越しに呼び止められた



赤井「A、どこに行くつもりだ」

『子供たちがまだ残っているの』




赤井「…ヘリコプターの風で援護が出来ない
行かせたくないが、頼んだぞ」

『了解』





ボンッ!!




子供たちがどこにいるか探っていると1つのゴンドラが真ん中付近で止まり落ちていた




哀に念の為“向かっているのならすぐにやめて”とメールを打ち全速力で子供たちのいるゴンドラまで走っていく

すると、後ろから足音が聞こえ振り向くとそこにはキュラソーと志保の姿が






灰原「A!」

キュラソー「A…?あなたまさか」

『どうして、キュラソーが…
あなたはもう組織に引き取られたはずなのに』

キュラソーとメリー→←−



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作者名:kyu | 作成日時:2023年4月25日 16時

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