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赤井「何?彼女がそう言っていたのか」
『子供たちの話ではね
それにタイミングが悪いことにポアロを急遽休んでいる安室透ことバーボン
おかしいと思うの』
赤井「やはり…彼女が誰かに送ったメールはNOCリストについてだったか
となると...」
『私がMI5だった事なんてもうバレているでしょうね
彼女が送った人物も恐らくは“RAM”』
RAMが睨んでいたのはバーボンとキール…
赤井「坊やから電話だ、取ってくれないか」
『ok』
江戸川「もしもし、あかいさ...」
『江戸川君何か分かったの?』
工藤君は えっ…と声を漏らしながら話し続けた
江戸川「データの修復が終わったんだ
送られたメールには
“ノックはスタウト アクアビット リースリング
あなたが気にしていたバーボンとキールも”
送信先は博士が解析してくれてるけど…このままじゃ」
『送信先は恐らく組織のNo.2 “RAM”
博士に偽装メールを送るように言って、文章は今私が送ったものを送れば大丈夫
残りのバーボンとキールを助けて欲しいのよね』
江戸川「RAMに?...どうして…
うん、いいの?」
『江戸川君には借りが沢山とあるから』
一言言うとプツッと電話を切られた
“秀一”さんによって。
赤井「一体どういうつもりなんだ
『江戸川君と彼に嫉妬しているの?』
無言は肯定と取るけど…と思っていると秀一さんは嫉妬したことに関しては触れなかった
赤井「...つい最近まで敵対視していたじゃないか」
『それはベルモットに渡そうとしてたからよ
それに彼を助ける理由はもう1つ
赤井「彼?」
『それより、そこのカーブを曲がれば倉庫街に着く
一応ハンドガンを持ってきてはいるけど苛立ちで外さないで
gunは好きじゃないの』
赤井「ジェイムズからも水無怜奈の救出をしてくれとメールが届いた。
君こそ無闇に前に出るな
赤井とAはバーボンやキールが拘束されている倉庫街に向かいそれぞれライフルとハンドガンを手に持ち、タイミングを伺い始めた
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作者名:kyu | 作成日時:2023年4月25日 16時