#05. ページ5
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涼「ご飯美味しかった、ありがとね!
じゃ、行ってきます!」
「いってらっしゃい!」
あの後、強制的にタメ語にされ、なれない刺激に戸惑う今日この頃。
バタン、と閉まるドアを見てふと寂しくなった自分に気が付く。
「1人は慣れてるはずなのに…」
つい昨日の午前中までいた施設でも、友達は出来ずに1人で過ごしていた。
その前だって、お母さんはいつも他の男のところへ行っていて1人だった。
"ここにいればいいから!"
"よろしくって言ったじゃん(笑)"
涼太の言葉が思い出される。
あんな風に…人のぬくもりに触れたのは久しぶりだったから。
あたたかい言葉を掛けられたのも、居場所が出来たのも。
「私、もう1人で居られないじゃない…」
だって、涼太が人といる心地よさを教えてくれたから。
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真希(プロフ) - あまり、こういう系の作品は見たことないので楽しみです。更新待ってます。 (2016年11月6日 19時) (レス) id: 0dbe461960 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめいろミルクティー - すごく面白いです!更新頑張ってください(≧∇≦)♪楽しみに待ってます♪無理せずに頑張ってください! (2016年9月10日 22時) (レス) id: e4921dbb5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優風 | 作者ホームページ:http://jmw'p@dmtpamtpg.
作成日時:2016年9月4日 18時