愛カギ

今日の北山　太輔side ページ2

宏光「あ〜、やっべ。
　 ふらふらするー」

太輔「おいおい、大丈夫かよ・・・。
やけ酒なんてするから。
ホントに送らなくていいのか？」

宏光「１人でいけるよぶあーか。」


太輔「バカってｗｗ」


俺、藤ヶ谷太輔。
で、隣でベロベロになってるのが北山宏光。

つい１週間前に４か月付き合ってた彼女と別れたらしい。
今日はいつものようにキスマイ７人で飯食って、酒飲んでた。


でも今日は北山がこんなにまで酔って
１人帰りたがらなくって

みんなは明日朝早いから帰ることになったけど

俺は明日オフだし、北山が心配で面倒みることになったんだけど


宏光「酒でも飲まねーと返しになんていけねぇし・・・
まぁ、太輔にはわかんねぇよなー」


なんてブツブツ言いながら元カノの家のアイカギを指に引っ掛けて、寂しそうに眺めている。


別れた原因はお互いのすれ違いとかって言ってるけど、
本当は北山の女グセの悪さがバレたってのと
彼女の方にも本命彼氏とやらが居たって事らしい。


結局どちも浮気してたって結論。


太輔「ひでぇよな〜
俺たちの立場的にオープンに付き合うとか無理だし、外デートとか毎日会うとか絶対できないし・・・
だからアイドルは遊び相手って。
結局は自分が自慢したいだけだよな


やっぱり俺の彼女になる人はそうゆうことに理解あるひとじゃねぇーと」


宏光「本当だぞ。無理なことばっかりならべられて、しまいには
”出来ないんでしょ？だから浮気しました。”ってひらきなおりあがって

バッン

ふざけんじゃねぇ。」

太輔「あぁ、もう。
落ち着いて北山。座って・・・」


　

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