奇跡ってあるんだ2 ページ5
＊
メニューを見てまた少し話しているうちに
私の気持ちもだいぶ落ち着いてきた。
男「あ！てか自己紹介してへんよな！
すみません！俺は…」
「あの！間違ってたらすみません…！
レトルトさん…ですよね？」
男「へ？」
「ごめんなさい！今まで暗いところでしか
会ってなかったから、声聞いてもしかして…
とは思ってたんですが。
知らないフリしちゃったら、もうそのままで
いなきゃかなと思って…」
男「俺のこと知ってたん？」
「はい。チャンネル登録させて頂いてます。」
レト「えぇー！すごいびっくりぃ！
ありがとうございますー！
はい、レトルトですー！」
「こんな偶然あるんですね！
いつも楽しく動画拝見させて頂いてます。」
それから私たちは歳が近いのもあって
あっという間に仲良くなった。
お互いあのコンビニの近所だということも分かった。
それからさっき会った私の元カレの話にもなり
お酒の力もあって事細かに説明してしまった。
レト「えぇー！最悪なやつやな！
…もしかしてAちゃん、男見る目
ないタイプでしょ？笑」
「否定できないのが悔しいわぁー…。
いいなぁーって思う人、後々知っていくと
めっちゃ性格悪かったりするんだよねー」
レト「はい、決定ー！ダメンズ収集機だ。笑
俺、大丈夫かなー。なんかめっちゃ
睨まれてたで。怖い…」
「大丈夫！レトさんには指一本触れさせない！
巻き込まないと誓うんで！
本当すいません…」
レト「ふふ…冗談やで。笑
まぁ、なんかあったら相談してくださいよ。
これからは友達でっ」
「えー！友達？！光栄っす！ありがとう！！」
そう言って私は前のめりで
レトさんの手を両手で握った。
？「…何してんの？」
気付いたら個室に人が入ってきてた。
レト「あ、キヨくーん」
「あ…」
私は一気に酔いが覚めていった。
レト「Aちゃんも知ってるでしょ？
こちらキヨくんです。
そして、こちらAちゃんー。
ちょっと訳あってご飯一緒にしてたの。
俺のご近所さん友達だよー」
「はじめまして…。」
キヨ「…ども。」
そこからなんとも気まずい雰囲気。
レトさんは気にしてないようだけど。
「レトさん。ありがとうございました！
だいぶ落ち着いたのでお家帰ります。
これお代です。」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yui(プロフ) - moonさん» ありがとうございます！そう言って頂けるととても嬉しいです！ (2021年1月27日 9時) (
レス) id: 6185ed1188 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - A Howaさん» バングルか！言葉が出て来ませんでしたwありがとうございます。 (2021年1月27日 9時) (レス) id: 6185ed1188 (このIDを非表示/違反報告)
moon(プロフ) - 終始ニヤニヤが止まらないです笑 (2021年1月26日 18時) (レス) id: d4aa8c24fc (このIDを非表示/違反報告)
A Howa - キヨさんが手首に着けているやつってバングルって言うらしいですね! (2021年1月16日 17時) (レス) id: 92e4f64a0f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yui | 作成日時：2020年2月16日 8時
