謝罪と本音 ページ33
＊Your Side
『あ、そしたらシャワーも使ってください。
これジャージの上です。』
そう言って、洗濯物の中から
トレーナーをとって持ってきてくれた。
「本当すみません…お言葉に甘えて…」
そう言ってシャワーを借りる。
あぁ…心臓のドキドキが止まらない。
寝起きのキヨさん…可愛かったなぁ。
メガネしてるんだ…。
じゃなくて！私迷惑かけてる分際！
もうシャワーの中で1人大反省会。
重ね重ね迷惑かけて…
これは本気で嫌われた！！
ああああああああー最悪だぁ！！
シャワーを浴びて、
リビングへ戻る。
「シャワーありがとうございました。」
『いえいえ…なんか飲みます？
って言っても緑茶しかないんですけど』
「…頂きます。」
キヨさんから緑茶を頂き、立っていると
『あ、どうぞどうぞ。』
と、ソファに案内される。
２人でソファに座る…。
あわわわわわ…どうしよう。
『…すっぴん全然変わらないですよね。
前、ホテルの時も思ったんすけど。』
「え？そうですか？！それは嬉しい…
ありがとうございます。」
また無言が広がる。
お昼のバラエティ番組の音声だけが聞こえる空間。
「あの、昨日本当すみません。
レトさんからライン入ってて…
わざわざ介抱しに来てくださったんですよね…？」
『あぁ…
まさかAさんだとは思いませんでした。』
「あ！そうだったんですか？」
『うん、レトさんから助けてーって連絡きて。』
「いやぁ、本当お見苦しい所を…」
『レトさんとは…』
「え？」
『レトさんとは…
あれからも結構会ってたんですか？』
「いえいえ…！あのホテルで会った以来です！
ずっとお礼をしたかったんですが
私も転職と引越しでバタバタしてて…。
もちろん、
キヨさんも声かけたかったんですけど…」
ちらっとキヨさんを見ると、
まっすぐ私を見ていた。
あれ？なんか泣きそう。
「キヨさんに…嫌われてると思って。」
そう言って私はまた目を逸らしてしまった。
「私、キヨさんに迷惑しか聞けてないですし…。
あ、後これ…」
そう言って私はカバンの横にあった紙袋を渡す。
「本当はレトさんに
渡してもらおうと思ったんですが…
直接渡せて良かったです。
本当に色々すみませんでした！」
そう言って頭を下げた。
.
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yui(プロフ) - moonさん» ありがとうございます！そう言って頂けるととても嬉しいです！ (2021年1月27日 9時) (
レス) id: 6185ed1188 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - A Howaさん» バングルか！言葉が出て来ませんでしたwありがとうございます。 (2021年1月27日 9時) (レス) id: 6185ed1188 (このIDを非表示/違反報告)
moon(プロフ) - 終始ニヤニヤが止まらないです笑 (2021年1月26日 18時) (レス) id: d4aa8c24fc (このIDを非表示/違反報告)
A Howa - キヨさんが手首に着けているやつってバングルって言うらしいですね! (2021年1月16日 17時) (レス) id: 92e4f64a0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yui | 作成日時：2020年2月16日 8時
