検索窓
今日:9 hit、昨日:12 hit、合計:8,963 hit

*友達の話* ページ5

Aside




本当に初めて聞いた話だった



穂波「だからね、あ、この人本当にAのこと大切にしてるんだ、今までのクソ男たちとは全く違う
かっこいい人だ、って思ったんよね〜
あ!狙ってないからね!?…ただ、本当に男としてかっこいいというか??私が男だったらパイセン!って言いたくなるタイプというか?」



話を聞いてて、心臓がギュッと掴まれた感覚がした



そして、どんどん、''好き''という感情が波のように押し寄せてきた



会いたい、すっごく今、会いたい


会って抱きしめたい、彼を包んであげたい



そう考えてると、穂波が突然ガタッと立ち上がって



穂波「あーー、私用事思い出した!Aごめん!
私帰るから!旦那さんによろしく伝えといてね〜!」



太陽のような笑顔を私に向けて手を振って帰って行った



穂波は察しがいい、勘が鋭い



多分察してくれたから、あえて自分から帰ったんだろう



穂波にありがとうと、メッセージを送ると1秒足らずでかわいいスタンプでいいよと送ってきた



そのあとバッグを持って早歩きで帰った



今日は彼が休みで家にいる



たまらなく会いたくて、帰りの電車、そわそわしていた



ドアを開けるとリビングのソファでスマホを触っている彼を見えた



簓「あっ!おかえ……っうお!!」


ソファで寝転んでる彼に上から抱きついた



簓「どしたーん、なんかあったん〜??」


私の頭を優しく撫でる彼の手、細くしなった指さえ愛おしい



A「だ…ぃ……すぅ……き、…」



話すのが困難な今の自分に腹が立つ、けどそんな私の言葉をあなたは耳を傾けてくれる



簓「…えぇ〜??俺はAのこと愛してるけどなぁ…?…Aは?」



優しい声で聞き返すものだから、口が動いて



A「あぃ……して…る…」



そういうとギューーと抱き返してくれて



簓「んーー!!!めっちゃ愛してるぅうう!!!」



と言ってくれた




簓「なんかあったんかと思ったわ〜、良かった、今日はA甘えたやなぁ、よし!たっぷり甘やかしたるでー!」



絶対離さないという風に抱きしめる腕に包まれて2人で楽しく笑ったこの時間も、大好き


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

穂波「あ、相談してきたこと言っちゃダメって言われてたの忘れてた………、んー…まあいっか!A喜んでたし!」

*妻と弁当*→←*妻の友達*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
77人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あーるぴーじー | 作成日時:2022年11月16日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。