話すのが苦手な妻を夫は溺愛してるようで【ヒプノシスマイク】

続き* ページ29

*



簓「お〜帰ったん？」


盧笙[帰ったわ
ほんま酷いやつやな、お前は]


簓「え〜！だって気になるやん？
A顔真っ赤にしとったんやろ！
絶対可愛かった！あ〜見たかったわ〜」


盧笙[ほんま…好きすぎか…]


簓「とーぜん♪…ほんでさ、なんやねん、優しくしてくれると思うって」


盧笙[ん？あぁ、あれ？やっぱ聞いてたんか
いや、普通に優しいやろうな、て]


簓「優しくできるんかなぁ…
自信ないねんけど…だって

もし可愛いAに誘われたら
オオカミさんなってまうわ」


盧笙は電話越しだが、簓がにやけているのは分かった


盧笙[……怖いやつやで、ほんま
ほな切るわ、またな]


簓「あー！！待って待って！最後！」


盧笙[………なんや]


簓「これからもよろしゅうな、盧笙」


”これからもよろしゅう”
簓のこの一言に全てが込められていた

Aにデートを誘おうとして勇気が出なかったのを背中を押してくれたのは盧笙だった

Aについて悩んでいたときだって相談に乗ってくれたのは盧笙だった

Aと結婚したとき、一番に祝ってくれたのは盧笙だった

元相方でもあり、相棒でもあり、親友でもある

そんな盧笙には

ありがとう、という感謝しかないのだ


盧笙はその言葉を聞いただけで感謝されているとすぐにわかった

盧笙は

盧笙「こちらこそよろしゅう」

と微笑みながら返した

☆ただいま帰りました！皆様！！！！☆→←リク*妻と夫と盧笙せんせー

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