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「お母さんっ!おやつ!上に持ってきて!!」
「おやつぅ?…んもう、仕方ないなぁ」
「コーラもね!」
「はいはい」
そのままお母さんを部屋から追い出すと、裕太を睨んだ。
「変なこと言わないでよ!」
「えぇ?言ってないしぃ〜」
「屁理屈…変なこと、しないで!」
お母さんからおやつとコーラを受け取ると、裕太はいつもと変わらない様子で、ポテチをコーラで流し込んでる。
じっと眺めてると、裕太がサーターアンダギーを半分かじって、不意に私の唇にくっ付けた。
「あーん」
あーんって…間接じゃん。
裕太が自分が口を付けたのを私に差し出してくることは、当たり前だけど未だかつてない。
これは、今までの私たちの関係が変わり始めたことを証明してるんだと思う。
「あー…ん」
…なんて。もぐもぐしながらそんなこと考えるけど、さっき間接とは比にならないヤツをしちゃったんだ。
全然信じられないけど、今も感触がリアルに蘇る。
裕太の唇、意外にすごく柔らかかったなぁ…それで、裕太の呼吸も感じられて、まるでひとつになったみたいで。
ファーストキス、裕太とできるなんて想像もしてなかったから、今も夢見心地っていうか。
一生の片思いだと思っていたのが、思わぬ展開。
色んな段階すっ飛ばしてキスって…これからどうすればいいの?
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七子[ななこ](プロフ) - よしさん» よしさん!遅くなりました汗。すっごく中途半端なんですが、一旦終わりにしてみました〜(^ω^)千ちゃんの出番も考えてますよ!お楽しみにしていて下さい☆彡 (2017年12月24日 12時) (レス) id: 77f7625ffe (このIDを非表示/違反報告)
よし(プロフ) - 七子さん、二人のハッピーエンドがメチャメチャ嬉しい(*^^*)です。すごく幸せな気分。裕太目線での4章が安心して読めます。今までの気持ちの答え合わせしてるみたいでキュン。続きで甘々裕太も楽しみにしてます。千ちゃんの出番もあるかな? (2017年12月22日 23時) (レス) id: 78b351736a (このIDを非表示/違反報告)
七子[ななこ](プロフ) - よしさん» よしさん!ハッピーエンド、にしたいんですが千ちゃんが出てこれなくて……!どうしよう!と思いつつ、千ちゃん担当にはまたの機会に待ってもらおうかなぁとか考えたり笑。クリスマスにはいい感じになってるといいですねぇ(p_q)がんばります!ありがとうございました*゚ (2017年12月4日 10時) (レス) id: 77f7625ffe (このIDを非表示/違反報告)
よし(プロフ) - 玉ちゃん☆幼馴染みのお話が大好きです。もう、切なくて、もどかしくて…。早く二人のハッピーエンドがみたいなぁ。今年のクリスマスには幸せな気持ちになれるかな?これからも楽しみにしてます (2017年12月4日 0時) (レス) id: 78b351736a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:七子 | 作成日時:2017年12月3日 10時