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「離れてくって何…?何だかんだ、結局いつもこんな感じじゃん」




行為をはぐらかすみたいに呟くと、急に裕太に抱きしめられる。
大きな胸にすっぽりと抱きすくめられると、ほんの一瞬心臓の動きが鈍くなって、すぐに忙しなく刻みだした。




「っ、なに!ちょっと離れてよ…っ!」




「…やだ。俺もう決めたから」




「なにが…?!」




「俺、Aから離れないことにするわ」




「…はぁ?!意味わかんないんですけど!」




「みつと会わせたら願い事聞くって約束、果たしてもらう」




抱っこされて椅子から無理矢理下ろされて、裕太の膝の上に横向きで乗せられた。




「ちょ…っと、やめて」




じりじりと顔を近づけてくる。
やばいよ、裕太……これって、まるで…。




「やめて欲しい?本当に?」




ふふっと笑って、私の瞳をのぞき込む。
はちみつみたいな色をして、とろとろな眼差しに目眩がする。




「やめて…」




「してってこと?Aってほーんと、あまのじゃくー」




不意にほっぺをペロッと舐められて、ひゃあ!って変な声が出た。やだ、何今の声!




「ふふ、A女の子の顔してる…」




「ゆ、ゆうた。一体どした…?!」




「もう、溢れちゃったからどうしようもないんだよね」




「…溢れた、って………んぅっ!」




予感がホンモノになってしまった。

頭ん中はフル回転で今の状況を理解しようとしてるけど、考えれば考えるほどぐちゃぐちゃになっていく。

これは……キス。
裕太と、キスしちゃってる…!




「Aへの気持ち、溢れちゃったんだよね。もうどうしようもない」




チュッと音をたてて離れたら、甘い表情と声色でそんなことを言う。

何も……考えられない。一体全体、私の身に何が起こってるんだ…?!

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 玉森裕太 , 幼馴染み   
作品ジャンル:タレント
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七子[ななこ](プロフ) - よしさん» よしさん!遅くなりました汗。すっごく中途半端なんですが、一旦終わりにしてみました〜(^ω^)千ちゃんの出番も考えてますよ!お楽しみにしていて下さい☆彡 (2017年12月24日 12時) (レス) id: 77f7625ffe (このIDを非表示/違反報告)
よし(プロフ) - 七子さん、二人のハッピーエンドがメチャメチャ嬉しい(*^^*)です。すごく幸せな気分。裕太目線での4章が安心して読めます。今までの気持ちの答え合わせしてるみたいでキュン。続きで甘々裕太も楽しみにしてます。千ちゃんの出番もあるかな? (2017年12月22日 23時) (レス) id: 78b351736a (このIDを非表示/違反報告)
七子[ななこ](プロフ) - よしさん» よしさん!ハッピーエンド、にしたいんですが千ちゃんが出てこれなくて……!どうしよう!と思いつつ、千ちゃん担当にはまたの機会に待ってもらおうかなぁとか考えたり笑。クリスマスにはいい感じになってるといいですねぇ(p_q)がんばります!ありがとうございました*゚ (2017年12月4日 10時) (レス) id: 77f7625ffe (このIDを非表示/違反報告)
よし(プロフ) - 玉ちゃん☆幼馴染みのお話が大好きです。もう、切なくて、もどかしくて…。早く二人のハッピーエンドがみたいなぁ。今年のクリスマスには幸せな気持ちになれるかな?これからも楽しみにしてます (2017年12月4日 0時) (レス) id: 78b351736a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:七子 | 作成日時:2017年12月3日 10時

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