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「渉、いつもカラオケでこんな感じ。飯食って終わりだから二人で来てもつまんねーんだよな。だからAちゃん、ほんと気にしなくていいよ」
そうなんだ。
カラオケに来て歌わないとか、つまんなくないのかな…。
気しなくていいと言われたけど、ちょっと気になってると、おにぎりダンスのあのアイドルグループのイントロが流れてきた。
さやがまた照明を落としてから私にマイクを渡してきて、少し恥ずかしかったけど、いつもみたいに歌い始める。
途中視線を感じて、歌詞を追う目を逸らしたら横尾先輩と目が合った。
ニコッて微笑まれて、なんだか照れ臭い。
ああああぁ、私めちゃくちゃドキドキしてるよ…。
早く終われ!って願いながら歌い終えて、全然上手く歌えなかったことにしょんぼり。
「上手だった」
「いえいえ、とんでもない…!」
「いつも太輔のばっか聴いてるから、女の子って感じ。可愛らしい声」
「そ、そうですか?初めて言われました…」
なんか、ムズムズする。裕太以外の男の子と話すことって、クラスの男子くらいだからかな。
「つーか、タメ語でいいから」
横尾先輩が雰囲気と違って、柔らかい口調でそう言った。
「いやいやいや、先輩なので!」
「だって、太輔のこと太輔君って言ってんじゃん」
「それは、さやの彼氏だからというか、親近感があるっていうか…」
「俺も先輩とかいらないし」
「…横尾、さん?」
「苗字、何となく嫌だわ」
「渉…くん?」
「…それだ!」
ちょっとテンション高くなって、ポテトを咥えながらハハハッて笑った。
あ、可愛い。渉君、笑ったら八重歯見えたし。可愛いなぁ。
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七子[ななこ](プロフ) - ちゃんたまさんっ、コメントありがとうございます!キュンキュンしてくれてますかー?!玉ちゃんは何考えてるか分からない感じにしてるので、やきもきしてください♪*゚これかも頑張ります! (2017年9月20日 13時) (レス) id: 77f7625ffe (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんたま(プロフ) - 更新いつも楽しみにしています!久しぶりに甘酸っぱいような…ほろ苦い様なお話にキュンキュンしています。主人公ちゃん頑張れ〜〜って応援しています!裕太くんの気持ち気になりますね… (2017年9月20日 10時) (レス) id: 97dc92da5c (このIDを非表示/違反報告)
七子[ななこ](プロフ) - 桜さん» 桜さんっ、コメントありがとうございます!結構無理して学生生活のことを思い出してますが…笑。おかしい所あったら教えて下さい(^ω^)これからも宜しくお願いします○┓ (2017年9月18日 11時) (レス) id: 77f7625ffe (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - コメント失礼します♪♪七子さんのお話大好きです(*^^*)応援しています(*^^*) (2017年9月18日 11時) (レス) id: 54b9345723 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:七子 | 作成日時:2017年9月14日 22時