桃色の声は迷わせる1-3 ページ46
「はぇー…これが迷の国の都市伝説…天の声か」
『天の声?』
聞き覚えの無いことを緑に問いかけると"報告書類に書いたのにー"と嫌味ったらしく言う
『…ごめん』
さすがにそれは反省点だと謝ればなにか機嫌がいいのか何度も頭を撫でてくる。いいから早く説明して欲しい。
「中に入ると声が聞こえる。せやけどどこで見てるかがわからない。それを知るには」
〈「中央へ進め…やろ?」〉
その音声に全員思わずスピーカーの方をみる。こっちの音声まで拾っている…
「…A、見えるか?」
総統の指示に目を凝らし、周りを見渡す。そして気になったのはあのスピーカー。すぐ真下に小さいがマイクのようなものが取り付けられている。スピーカーが至る所にあるのはそういう事か…。
『スピーカーの下に…恐らくマイクがあります』
〈「へぇ、姉ちゃんやるやん。よぉ見えたなぁ?」〉
逃げることも出来ない、隠れることも出来ない…この迷路をくぐり抜けロボロの元へ向かうしかない。
〈「ようこそ……なぁ、ゲームしようや」〉
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きむち鍋(プロフ) - 紫さん» コメントありがとうございます。セリフ調になっているのがとても可愛らしいですね! (2020年12月30日 18時) (レス) id: 4e029fbece (このIDを非表示/違反報告)
紫 - os 「続きが気になるめう〜」gL「頑張ってくれ!」紫『面白かったです♪、、、せーの』「「『これからも宜しくお願いします!』」」 (2020年5月9日 23時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
きむち鍋(プロフ) - ノリシロさん» コメントありがとうございます! こういったジャンルは初めてですので至らぬ点もありますが、のんびりと更新させていきますので、ゆったり楽しんでいただけたら幸いです! (2019年2月25日 11時) (レス) id: 82753cc095 (このIDを非表示/違反報告)
ノリシロ(プロフ) - 設定や一つひとつの表現に人物たちの感情が滲んでいる感じがしてすごく好きです!!
更新楽しみにしてます、頑張って下さい! (2019年2月24日 14時) (携帯から) (レス) id: 2e9ea22d03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きむち鍋 | 作成日時:2018年8月28日 20時