アホ妄想〜看病編30〜 ページ44
「なんでよっ!兄貴ーーーっ!
今日来てくれるって言ってたじゃなーーーいっ!」
比与太が見守る中、あなたは朝一でお兄さんへ連絡をしました。
すると、まぁ!大変!
今日直ぐにでも迎えに来てくれると信じていたお兄さんは
夜にならないと来られないと言うのです。
理由は
兄『ナユカと食事してから帰ろうと思ってさ〜
もうレストラン予約しちゃったんだよね〜』
だそうです。
「はぁーーーーーっ!?」
兄『じゃあ、そーゆーことで〜♪』
「そーゆーことで〜じゃねーよっ!!
おぃっおぃっ!兄貴っ!」
ツーツーツー。。。
あ、電話きれましたね。
「・・・。」←呆然。
比与太「Aちゃん……?」
ブンブンブン!
比与太が、あなたの目の前で手を振っているのにもNOリアクションで固まっています。
比与太「あのぉ……Aちゃん?
朝ご飯作るね?お腹空いたでしょ?
待っててね?」
「・・・。」
呆然としたまま動かないあなたに
比与太は少し後ろめたさを感じつつ
朝食の準備をし始めました。
・
・
・
比与太「よしっ!出来たぁ〜♪」
比与太はあなたのために、蒸し鶏や中華粥などの朝食を用意しました。
さすがっ!天才料理研究家の息子っ!
比与太「Aちゃ〜ん!ご飯食べよ〜!」
「・・・」
表情も変わらず、返事もしませんが
あなたは黙ってダイニングへ向かい、椅子に腰掛けました。
ストンッ
比与太「蒸し鶏はこのタレかけてね〜♪
あ、かけてあげるね〜♪」
「・・・」
甲斐甲斐しくあなたの世話をやく比与太
あなたはまだ抜け殻状態です。
比与太「いっただっきまぁ〜す♪」
比与太が箸を動かし始めると、あなたもノソッと箸を持って食べ始めました。
パクッ!モグモグ。。。
比与太「どうかなぁ〜?美味しい?んふふふ♪」
「モグモグモグモグ・・・」
比与太「Aちゃんお肉が好きだから。
でも朝からヘビーなのは良くないと思って。
だから、今日は中華だよ〜♪」
「モグモグモグモグ。。。
・・・・・ウマッ!」
いやっ 遅っ!
やっとリアクションしましたねぇ〜
Aさん( ´艸`)
比与太「良かったぁ〜♪」
モリモリ食べ進めるあなたを見ている比与太は
とても幸せそうに笑っています。
そして食卓は、美味しいご飯を囲み和やかな雰囲気になっていきました。
「料理好きなんだな…モグモグ」
比与太「Aちゃんの方がもぉ〜っと好きだけどね〜♪」
「良い出汁だなぁ〜」
…スルー。
119人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
裕(プロフ) - alexisさん» 今章も最後までありがとうございました<(_ _)>良かったらまた次章も宜しくお願いします(。・∀・。)ノ (2018年10月20日 17時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» 弱い女と強い男はいない…と申しますから………比与太、ぐぁんばれーー(゜∀゜) (2018年10月19日 19時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - やらしーぴよ。まぁ、欲求不満だから仕方が無い(笑) (2018年10月18日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - やっちーさん» 飴とムチ。ですよ( ´艸`) (2018年10月18日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» 比与太、キッスgetなるか?!!それとも鉄拳を食らうか?!( ̄ー ̄) (2018年10月17日 17時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:裕 | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時:2017年11月10日 16時