第２９５話「崩壊」 ページ6
明らかになっていくここまでに至った経緯。
お父様の悲しい過去
≪復讐!?復讐ってどういうこと!?」
≪エイリア石だ、エイリア石さえあれば私から息子を奪った連中に、復讐できる
いや、それだけではない…私の思うがまま、世界を支配できる!≫
≪お父さん…≫
吉良「すまない…本当に皆すまなかった、私が愚かだった…」
ヒロト「父さん…」
貴女「お父様…」
剣崎「…ﾌｯ」
私達は知らなかった
円堂「うぁ!?」
突然地面が揺れだし、建物が崩壊し始める中で
剣崎がとあるものを持ち出し、鼻で笑って高台の部屋から出て行ったことを…
土門「地震か?!」
貴女「いいえ!見てあれ…!」
パラパラと瓦礫の破片が空から降ってくる
響木「いかん!崩れるぞ!!」
貴女「皆出口へ…!」
しかし大きな瓦礫が落ちてきて、出口をふさいでしまう
土門「逃げ道を、塞がれた…ｯ」
っと、その時だった
古株「皆!早く乗るんだ!!」
円堂「古株さん!!」
絶対絶命のピンチに、古株さんがキャラバンを飛ばしてきてくれたのだ
皆は急いでキャラバンに乗り込む
降り注ぐ瓦礫を避けながら、キャラバンにやっとの思いで辿りつく
しかし
貴女/ヒロト「「お父さん!/父さん!!」」
お父様だけ、何故かその場から動かない
周りはどんどん壊れてゆき、いつこのドームが壊れるかわからない…そんな状態なのに
私とヒロトはそんなお父さんの所まで戻る
後ろから円堂の静止の声が聞こえたけど、でもお父さんをほっておけない。
貴女「お父さん!逃げるんだよ!早く!」
ヒロトと私はお父さんの前に手を差し出す
しかし
吉良「私の事はいい…私はここでエイリア石の最後を見届ける
それが、お前達に対するせめてもの償いだ」
ヒロト「!!」
お父さんは私達と一緒に逃げる事を拒んだ
貴女「お父さん…ｯ!」
嫌だ、いやだよ!!?
こんなとこでお父さんが最期を迎えるなんて、そんなの…ｯ!!!
円堂「何バカな事言ってんだ!!!」
貴女「ｯ円、堂……ｯ?」
円堂「こんなところで死んでどうすんだよ!!
そんなことして、ヒロトやA達が喜ぶわけないだろ!?
まだわからないのか?!
皆には!あんたが必要なんだ!!!」
*
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キリンロング - うわあああああああああ(泣)面白かったです！！私も徹夜で見ました！！ (2018年9月25日 0時) (
レス) id: 390c1ef0c5 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - フォンさん» コメありがとうございます!!なんと徹夜で!?嬉しいです!!!ですがお体を壊さない出くださいね!? (2018年3月21日 16時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
フォン - めっちゃ面白かったです！徹夜してみてましたwww！！ (2018年3月21日 4時) (レス) id: a674275b02 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - 狂ったピエロさん» えぇええ！ありがとうございますぅうう！！！すごく嬉しいです！そんなに褒めてもらったの初めてなのでとても嬉しいです (2017年10月3日 17時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
狂ったピエロ - 語彙力が無いので最高としか言えませんがただひたすらに最高でした！ものすごくクオリティが高くて、丁寧に書かれているし小説書くのが上手なんですね！心理描写がとても綺麗で繊細なので読み応えもありました！ (2017年10月3日 14時) (レス) id: 77b8622472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉狩莉緒菜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/futere/
作成日時：2016年8月30日 1時
