第３０１話「最悪な再会」 ページ12
円堂「エイリア学園とは、誰かが戦わなくちゃいけなかった
それが俺達でよかったって…だって、あんなに最高な仲間達に会えたんだから」
円堂の目線の先には楽しくプレーをする皆の姿
その後、しばらくしてキャラバンが直り
雷門中へと戻ってきた円堂たち
しかしその空気は重く、人のいる気配もない
また、フィールドを覆う様に霧が全体に立ち込めていた
壁山「あれー…変っすねぇ、誰もいないんすかね?」
円堂は不思議に思いながら数歩足を進めると
奥から人がやってくることに気づく
霧の中、姿を現したのは
鬼道「アイツは…!」
剣崎「お待ちしておりましたよ、雷門の皆さん
皆さんにはまだ、最後の戦いが残っていますからね」
円堂「最後の、戦い…?」
剣崎の背後に現れる黒服のマントに全身を包み隠す１１人
その黒服の集団から一人、前に出てくると
円堂「な…っ!?風丸……?!」
フードを外し、正体を明かしたのはかつて一緒に戦ってきた仲間
風丸一郎太だった
しかしどこか様子が可笑しい
結んでいた髪は解かれ、目つきが険しい
鬼道「これは…」
風丸がフードを外すと、残りの１０人もフードを外し顔を見せる
秋「染岡君…!」
吹雪「うそ…ｯ」
土門「影野!半田…!!」
壁山「栗松、少林!!」
次々に明かされる正体
どれも大切な仲間達なのに、目の前で起きているのは一体どういうことなのだろうか
風丸「久しぶりだな、円堂」
とても低く、そして冷たい声の風丸
円堂「ど、どういう事なんだ…ｯ?」
あまりにも突然すぎる状況に動揺する雷門
剣崎に最後の戦いが残っていると言われ、出てきたのが風丸や染岡…
かつての【仲間】
剣崎「ようやく私の野望を実現するときが来たんです」
円堂「何!?」
鬼道「あのボールは…!!」
秋「どうして…ｯ、風丸くん!」
風丸が取り出したのは紫色のエイリアボール
そのボールを見た雷門メンバーは、何故彼があのボールを持っているのか
あれはエイリア学園が使っていたものなのに、とそう思った
風丸「再会の挨拶代りだ」
そう言って円堂に蹴りこまれるボール
円堂は止めようとしたが弾かれてしまう
鬼道「円堂!」
一之瀬「円堂…!」
円堂「ｯ」
体を起こし立っている風丸を見つめると
不敵に笑みを零し、円堂を見下していたのだった
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キリンロング - うわあああああああああ(泣)面白かったです！！私も徹夜で見ました！！ (2018年9月25日 0時) (
レス) id: 390c1ef0c5 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - フォンさん» コメありがとうございます!!なんと徹夜で!?嬉しいです!!!ですがお体を壊さない出くださいね!? (2018年3月21日 16時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
フォン - めっちゃ面白かったです！徹夜してみてましたwww！！ (2018年3月21日 4時) (レス) id: a674275b02 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - 狂ったピエロさん» えぇええ！ありがとうございますぅうう！！！すごく嬉しいです！そんなに褒めてもらったの初めてなのでとても嬉しいです (2017年10月3日 17時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
狂ったピエロ - 語彙力が無いので最高としか言えませんがただひたすらに最高でした！ものすごくクオリティが高くて、丁寧に書かれているし小説書くのが上手なんですね！心理描写がとても綺麗で繊細なので読み応えもありました！ (2017年10月3日 14時) (レス) id: 77b8622472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉狩莉緒菜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/futere/
作成日時：2016年8月30日 1時
