第２９１話「否定」 ページ2
グラン「ノア…いや、A
おかげで大切なものに気づいた」
貴方「!」
そういうとヒロトは円堂達の方を向いて
グラン「これがサッカーなんだね、円堂くん」
と呟いた
瞳子「父さん…」
吉良「これが心の力ですか…」
ウルビダ「勝ちたかった…ｯ、お父様の…お父様のためにｯ!」
座り込むウルビダ
グラン「円堂くん」
円堂「!ヒロト…」
グラン「…仲間って、すごいんだね」
ずっと張りつめていたヒロトの表情は、柔らかくなり微笑んだ
円堂「そうさ!ヒロトにも、そのことがわかって貰えて嬉しいよ!」
そういい右手を差し出す円堂
ヒロトは自分も右手を差出、円堂の手を握った
その様子に雷門の皆の表情も明るくなっていた
瞳子「ヒロト…A…」
グラン「姉さんやAが伝えたかったこと、これだったんだね」
貴方「姉さん…ｯ」
思わず姉さんに抱きつく私を、姉さんは優しく頭を撫でて受け入れてくれた
瞳子「貴方には辛い思いをたくさんさせてしまったわね」
貴方「ううんｯ」
っと姉さんに慰められている時だった
吉良「ヒロト…A、お前達を苦しめてすまなかった…」
高台から降りてきた吉良は、私たちの傍にやってくる
貴方「お父様…」
吉良「瞳子…私はあのエイリア石に憑りつかれていた…
お前の…お前チームのおかげでようやく分かった」
瞳子「父さん…」
吉良「そう…ジェネシス計画そのものが、間違っていたのだ」
ウルビダ/貴方「「ｯ!?!?」」
お父様のその発言に、ウルビダと私の中で何かが崩れたのがわかった
ジェネシス計画そのものが"間違っていた"…?
ねぇ、待ってよお父様
それじゃぁそれって……!!!
ウルビダ「ふざけるなｯｯ!これほど愛し、尽くしてきた私達を」
貴方「よりによって、貴方が否定するなぁｯ!」
私達の存在を否定している様なものじゃないか
瞳子「ぁ!A!!?」
瞳子姉さんから離れると
貴方/ウルビダ「「はぁｯ!!!」」
お父様目がけてウルビダと２人でボールを蹴り込んだ
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キリンロング - うわあああああああああ(泣)面白かったです！！私も徹夜で見ました！！ (2018年9月25日 0時) (
レス) id: 390c1ef0c5 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - フォンさん» コメありがとうございます!!なんと徹夜で!?嬉しいです!!!ですがお体を壊さない出くださいね!? (2018年3月21日 16時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
フォン - めっちゃ面白かったです！徹夜してみてましたwww！！ (2018年3月21日 4時) (レス) id: a674275b02 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - 狂ったピエロさん» えぇええ！ありがとうございますぅうう！！！すごく嬉しいです！そんなに褒めてもらったの初めてなのでとても嬉しいです (2017年10月3日 17時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
狂ったピエロ - 語彙力が無いので最高としか言えませんがただひたすらに最高でした！ものすごくクオリティが高くて、丁寧に書かれているし小説書くのが上手なんですね！心理描写がとても綺麗で繊細なので読み応えもありました！ (2017年10月3日 14時) (レス) id: 77b8622472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉狩莉緒菜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/futere/
作成日時：2016年8月30日 1時
