第２９０話「ジ・アース」 ページ1
立向居は円堂が止めたボールを拾い上げると
立向居「綱海さん!」
そのまま綱海にボールを回す
そのボールはキラキラと輝き、次々他のメンバーにボールが回され
グラン「なんだ…?」
最後は円堂に回ってくる
円堂「(感じる…このボールに皆の思いを感じる…そうだ、これはここにいる人達だけじゃない
サッカーを愛する皆の思い…互いに皆を思う、心の力!!
これか!この事だったのか、じいちゃん!!)」
円堂のサイドに吹雪と豪炎寺がくると、３人は空中でボールを囲むように円になる
その瞬間眩い光の数々がボールに注ぎ込まれ、１１人全員のパワーが込められる
「「「『ジ・アース』!!!!」」」
貴方「!すごい…ｯ」
３人のシュートはジェネシスの数名を吹き飛ばし、GKのネロも吹き飛ばす
ものすごい威力のボールはそのままゴールに突き刺さる……かと思いきや
ウルビダ「グラン!!」
グラン「ｯ」
ウルビダとグランの２人がゴールの前で静止入る
ウルビダ「お父様のためにｯ!!」
グラン「負けるわけにはいかないｯ」
吉良「止めるのです…!なんとしてでも!」
必死に食い止めようとする２人にプレッシャーをかける吉良
そんなのグランたちが可哀想だ
貴方「ヒロトｯ!!玲奈ぁあｯｯ!!」
ウルビダ「!!」
グラン「!」
とっさにエイリアネームではなく、本名で名前を叫ぶ
２人はそんな私を見て、目を見開いていた
お願いわかって、伝わって…!!
ぎゅっと、目を瞑った時
「「ぁあぁｯｯ!!!」」
２人が押されたのがわかる声が聞こえる
グラン「そうか…これか…ｯ!」
―ﾋﾟｰｰｰｯ
得点が入った笛が鳴る
『４−３』と電光掲示板に表示されるのを見た吉良は、力無く椅子に座りこむと
吉良「嘘だ…こんなことが……っ」
ショックのあまり言葉が出ないようだ
瞳子「円堂くん…皆……」
瞳子は成長をしたメンバーを見つめ、目をうるうるとさせていた
―ﾋﾟｯﾋﾟｰｯ
試合終了のホイッスル、歓喜の声を上げる雷門の皆
私も、雷門の勝利はとても嬉しい。
しかしその反面
瞳子「…」
瞳子の目線の先は、お父様の願いを叶えられず敗北をしてしまったジェネシスたち
そんなヒロト達を見ていていても経ってもいられず
貴方「…ヒロト」
彼に声をかけた
- 金 運: ★☆☆☆☆
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キリンロング - うわあああああああああ(泣)面白かったです！！私も徹夜で見ました！！ (2018年9月25日 0時) (
レス) id: 390c1ef0c5 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - フォンさん» コメありがとうございます!!なんと徹夜で!?嬉しいです!!!ですがお体を壊さない出くださいね!? (2018年3月21日 16時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
フォン - めっちゃ面白かったです！徹夜してみてましたwww！！ (2018年3月21日 4時) (レス) id: a674275b02 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - 狂ったピエロさん» えぇええ！ありがとうございますぅうう！！！すごく嬉しいです！そんなに褒めてもらったの初めてなのでとても嬉しいです (2017年10月3日 17時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
狂ったピエロ - 語彙力が無いので最高としか言えませんがただひたすらに最高でした！ものすごくクオリティが高くて、丁寧に書かれているし小説書くのが上手なんですね！心理描写がとても綺麗で繊細なので読み応えもありました！ (2017年10月3日 14時) (レス) id: 77b8622472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉狩莉緒菜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/futere/
作成日時：2016年8月30日 1時
