七十四話 ページ30
鈍感だと?そうだよ←
わざとだよ。知っとるよ。オスマンの気持ち。しかし、答えてはいけないんだ。
朝食を食べ、帰る支度をする。二日間お世話になったから帰ったらお礼しないと。
その日、オスマンは姿を現さなかった。少し寂しかったが、いいや。
兄さんが運転している車の中はしんと静まり返っていった。兄さんはつくまで何も話してなかった。
兄:最後に聞いてエエか?Aはオスマンのこと好きなん?
兄さんは車の窓から煙草を吸いながら聞いてきた。
私は、フードを深く被りながら真実を言う。
貴方:好きですよ。でも、レベルが違いすぎる。オスマンは頭いいし、モテる。私はバカだから。天と地の差って奴です。
兄さんは笑いながらそうかそうかと言った。そして、車は動き出した。
二日間だけなのに、やけに久しぶりに感じる。そう言えば、
貴方:あの国どうしてるかなー。気になる。
城に入ると、いつもの声が響いていく。なーんか懐かしい。
セルの部屋に入ると、セルは書類と戦っていた。私はセルの前に立ち、
貴方:ただいま。
セルは声に気づいたのか、顔を上げると驚き、書類を蹴散らしながら飛び込んできた。あー、書類が。
セル:どごい"っでだん"でずが〜。
貴方:ごめんごめん。てか、なんて言ってるか分からないよ。
私はセルが泣き止むまで背中を撫で続けた。
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、 - オリフラ外したほうがいいですよ (2018年4月20日 20時) (
レス) id: 4302667575 (このIDを非表示/違反報告)
はら - ちゃんとオリジナルフラグを外して下さいねー (2018年4月19日 16時) (レス) id: dfc1704de2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しか猫 | 作成日時：2018年4月19日 16時
