私と彼とのほのぼの恋人記[文スト]太宰治

・・・全然ほのぼのじゃない。物騒！ ページ44

私。今｡誘拐されました・・・。
あのさ！？題名！ほのぼのだよね！？全然ほのぼのじゃない。物騒！私と彼との物騒恋人記に題名変えろよ。

貴『しかも誰もいないしぃぃぃ！！！！！神よ！私が何をしたのかぁぁぁ！』

ガチャ

男「うるせえぞ！」

貴『あ、すんません。』

男「ったく」

ガチャン

貴『次から気をつけよって何で私が謝んなきゃいけないんだよ！おらぁぁぁ！縄取れやぁぁぁ！』

かれこれ一時間。此処で座っております。街歩いてたら、なんか急に襲われました｡気配がなかったし街中だから油断してたのもあり｡起きたら此処にいました｡ココドコ｡せっかく！せっかく！治とお出掛けしようと思ったのに！

貴『なんかトラブル続きだぁぁ！！』

男「うるせえぞ！」

貴『お前はそれしか言わねえのかよぉぉぉ！！！私はいつまでもここにいる事！？』

男「もうすぐある人がここにくる！それまで待て！」

ガチャン！

貴『いや！ここどこ。レミリアさぁぁぁん！！！！何でこないのぉぉぁ！』

男「それはこの部屋が防音だからだ！」

貴『いやじゃあ何でお前聞こえてんだよ！お前の耳凄いな！』

男「それは扉の前にいるから少しだけ聞こえるんだ！」

貴『じゃあいちいちうるせえとかいうなよ！煩く無いじゃん！』

男「あの方が来られた｡静かにしてろ」

貴『いや私の扱い子供か｡』

ガチャ

ボ「ほう、この女がおとりか。おいお前、名はなんだ？」

貴『お前に言う必要はない。後、私なんかしたっけ？』

ボ「名はどうでもいい。お前にはおとりになって貰うぞ。」

貴『なんの？人食いのなんか？サメ？』

ボ「否、武装探偵社、ポートマフィアのな！」

貴『武装探偵社はまだしもポートマフィアとは私無関係なんだけど？』

ボ「我々は知っているぞ。貴様、元ポートマフィア幹部だそうだな？今でもポートマフィア幹部の一人と接触している。なら今お前をおとりとして使えば両方呼べる。」

貴『変態か。』

ボ「おいっ！カメラの準備はいいか！」

男「はい！」

貴『カメラ？』

ボ「武装探偵社、ポートマフィア共にお前がさらわれたと言う手紙を送っている。その手紙と一緒にモニターも入っているはずだ。いまからこのカメラで撮った映像を、生放送で向こうのモニターに写し、あちらの二人の方の右側に武装探偵社の映像、左側にポートマフィアの映像が映る。」

貴『隠しカメラでも仕込んだか。お前達の目的は？』

ボ「それは武装探偵社、ポートマフィアの破滅だ」

・・・・・手が痛い。縄の形ついてるじゃん！→←番外編？　ショタ化しちゃいました！？(桜坂さんリク)

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