私と彼とのほのぼの恋人記[文スト]太宰治

初めてナンパされたわ。 ページ22

待って怖い。ナンパってこんな強引なものなのかしら？

男1「気絶させて連れて行こうぜ！」

男2「そうだな！食らえ！」

いたい！でもこんくらいで気絶してたらポートマフィアつとまらないし！

男3「なんで気絶しねえんだよ！」

男2「抱いて連れて行くか？」

男1「そうだな！」

貴『嫌！離して！変態！』

男1「はいはい！大人しくしてね！」

もう無理連れて行かれる｡太宰助けて！そう思いながら目を閉じる。嗚呼周りに人いないし絶対絶命

ドゴォ！

え？なんか凄い音した。

うん。めっちゃドゴドゴ音聞こえる。後人が倒れる音と

太「Aちゃん！大丈夫かい？」

聞いたら安心する太宰の少し焦った声。息がきれてる

恐る恐る目を開けると太宰がいた。

貴『太宰？なんでいるの？』

太「Aちゃんの悲鳴が聞こえたような気がしてね。急いできたのだよ」

貴『女の子達は？』

太「謝って振り切ってきたよ」

待って眠い｡さっきのが効いたみたい！なんで今更とか思うけど。うん。眠い

貴『太宰、ごめ、眠』

太宰の胸に倒れかかる

太「え！？ちょ！Aちゃん！？」

そのあとなんかいってたけど知らない。←

起きたら探偵社の医務室にいた

貴『ん？あ、太宰。今は・・・こんばんは？』

太「よかった！大丈夫かい？」

貴『うん。眠かっただけ。気絶させられかけてその波が急に遅れて来た的な感じだから。』

太「怖かっただろう？」

うん。怖かった。来てくれてありがとうと素直に言えない自分が嫌い。

貴『ううん。マフィア時代の時の方が怖いから』

そう言って無理やり笑顔を作る｡

太「今だけ・・・泣いてもいいと思うよ？Aちゃん？」

嗚呼、そんな優しい言葉を掛けられたら、押さえてた涙が出ちゃう。

子供だと思われちゃう。

子供の時親にされたみたいに煩いって殴られるかも？

太宰はそんな事しない。こんな事がいえる太宰だから。泣いても・・・いいよね？

貴『うう、怖かった。怖かった！』

泣いてる間、太宰は優しく背中を撫でて居てくれた

太「落ち着いた？」

太「次はこんな事が無いように離れないようにしようね」

貴『24時間は嫌！』

太「え！？いいじゃないか！」

貴『それよりもさ。』

太「？」

貴『その・・・えっと・・・助けに来てくれて・・・ありが・・とう///』

太「嗚呼！可愛い！こちらこそどう致しまして！お願いさっきのもう一回言って！録音するから！」

貴『嫌だ///鼻血ふいて』

太「ふふっ可愛い！」

貴『馬鹿///』

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