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かっこいい・・・ ページ3

私は、貴兄に怒られる二人を見ながら、クロワッサンを食べる。
あぁ、やっぱり美味しい!



食べ終わって歯みがきもすませ、支度をしていると、インターホンが鳴った。

「おーい、立花と翼。ガッコ、行こーぜ。」

あ、砂原だ。
翼が、玄関に走ってくれた。

「砂原くん、おはよ。いつもより早くない?」

翼の言葉に、私も心の中で同意する。
ま、支度は終わったけどね。

すると、ドアが再度開く音がした。

「おい、和彦、学校・・・って、何で砂原が?」

あ、片山悠飛先輩だ!
確か、彦兄と友達なんだよね。
悠飛先輩も、すっごくイケメン。

私がみとれていると、またドアが開く。
なんだか、来客が多い。

顔を出したのは、立川祐樹先輩だった。
祐樹先輩は、奈子ちゃんのお兄ちゃん。
貴兄とも友達。

「・・何で玄関先で集まってる?」

3人目の来客で、お兄ちゃん達も私も、玄関に走る。

臣兄と典兄は、目をキラキラさせている。
そういえば、祐樹先輩に憧れているって、言ってたっけ?

「すっげ、生の祐樹先輩だぜ。俺、貴兄がいててホントよかったって思ってる。」

「やっぱ、頂点に立つ男って感じ。すげー。」

彦兄は、軽く会釈をして、悠飛先輩と話し始める。

「片山、早いね。僕、もう準備できるから、もうちょっと待ってって。」

「俺も早かったし、待ってるよ。砂原で、遊んどくから、大丈夫。」

すると、砂原は悠飛先輩を睨む。
うわぁ。

「先輩、それって喧嘩売ってんスか?俺は、構わないスけど。」

ち、ちょっと待ってよ!
2人とも、空気が怖い・・・

「皆、ここで騒ぐなら、手加減しないよ?」

貴兄の氷つくような一言で、皆項垂れる。
貴兄、最強説あるかも。

私が納得していると、翼が私の袖を引っ張った。

「お姉ちゃん、僕準備できたよ?砂原くんも、待ってるなぁ。」

はっ!
ご、ゴメン、、、

クスクス笑う翼の手を取り、私たちは一足先に家を出る。

悠飛先輩や祐樹先輩と一緒に登校なんて、いつもよりもっと目立つもんね。

お兄ちゃんに翼はもちろん、友達までかっこいいのは、なぜ?

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未麗 - 更新頑張って下さい‼             (2022年3月27日 14時) (レス) @page22 id: 1aa17b468f (このIDを非表示/違反報告)
ねねね - 面白いですね!更新まってます! (2020年3月9日 16時) (レス) id: 65314d53ab (このIDを非表示/違反報告)
みずは翼(プロフ) - アル@Project KZさん» 見てくれたんですね…嬉しいです!!ありがとうございます♪ (2019年8月22日 22時) (レス) id: 9487e9fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アル@Project KZ - 面白かったです! (2019年8月22日 20時) (レス) id: c93556c612 (このIDを非表示/違反報告)
みずは翼(プロフ) - とうしろうさん» 短くて大丈夫ですよ〜!更新頑張りますね!ありがとうございます! (2019年7月31日 16時) (レス) id: 9487e9fcb1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みずは翼 | 作者ホームページ:http://mizuha.uranai@tututu  
作成日時:2018年9月7日 23時

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