【あんスタ】夢ノ咲の天才作詞家【男主】 (ページ14)

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12話ページ14

あれから放送が終わり、
教室に戻る途中。

「あ、やっぱりアンタ
戻ってきてたんだねぇ」

噂をすればなんとやら。

「久しぶりだね、いずみん。
元気にしてた？」

「あのねぇ、復帰早々ゆうくんと
共演するなんてどうゆうことぉ？！」

あー、はじまった。
もー、ヤダ。

「まぁ、落ち着け泉ちん。
おりぇが今日のゲストとして呼んだんら。
サラちんは悪くないんらぞ」

なずながいずみんを
止めに入ってくれた。

「ふぅーん、そう」

「ボク急いでるからまたあとで
ちゃんと話そ？」

「今日は俺も暇じゃないから
ムリなんだけどぉ」

「あは、ボクも珍しく今日は
予定が入っちゃった。
まぁKnightsの練習日に呼んでよ、
久しぶりにみんなに会いたいからさ」

「わかった、そのときは連絡するから」

いずみんはそう言うと、
ボクたちの横を通って、
去っていった。

「ねぇ、なずなっちょ。

この学校ってこんなに
つまらなかったっけ？」

「……サラちんもそう思ってるのか」

「皇帝サマがドリフェス制度を定めてから、
あの頃トップだったユニットは
どんどん落ちていったみたいだし……
制度はいいけど、あいつのユニットが
ずっと頂点にとどまってる世界なんて
全然面白くないよ」