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266話 ページ20

学校が夏休みに入る少し前、その日は若武君に集合をかけられていた。

秀明の休み時間にということは緊急の用事なのだろう。

授業が終わって休み時間、私は男の子達と合流し、立花さんを向かえに行くため階段を下りている。

すると前から立花さんが階段を駆け上がってきた。

「あれ、アーヤだ」

「どこ行くんだ」

声をかけられ、立花さんは立ち止まった。

「ここで会ったんなら」

そう言いながら上杉が親指を立て天井をさした。

「上行こうぜ」

最上階には休憩に使えるようなカフエテリアがある。

皆で向きを変え、今度は階段を上り始めた。

カフェテラスに行くまでの短い間に若武君と上杉がケンカになり、若武君は先に行ってしまった。

カフェテラスに入ると若武君はもう自分でペットボトルを買って、街を見下ろせる窓際の椅子に腰を下ろしていた。

こちらを見ようともせずにペットボトルをあおっている。

「おカンムリだ」

黒木君が、少し笑った。

「時間が少ない。上杉、もうからかうなよ。俺達は飲み物ナシでいこう。ここで色々買って時間を取っていると、あいつますますふくれそうだからな」

そう言って若武君の方に歩いていった。

「お待たせ」

私達もそれぞれに座る。

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きょっちー(プロフ) - ゆめさん» コメントありがとうございます!次はシンデレラです。私もKZのみんなと旅行したいものです。これからもお願いします! (2019年12月6日 7時) (レス) id: 22142a784e (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 続きが気になります!更新頑張ってください! (2019年12月5日 19時) (レス) id: 21a29bd71d (このIDを非表示/違反報告)
きょっちー(プロフ) - RiRさん» 返信遅くなってすみません!繰り返し読んでいただいているようで、本当にありがとうございます!駄作者のことまで気にかけていただいて…。これからも応援してもらえたら嬉しいです。 (2019年12月3日 16時) (レス) id: 22142a784e (このIDを非表示/違反報告)
RiR - とっても素敵なお話をありがとうございますm(_ _)m気づいたら5周目ですww 応援しております。無理のない範囲で私に続きをお恵みください! (2019年12月1日 16時) (レス) id: 6882897af8 (このIDを非表示/違反報告)
きょっちー(プロフ) - 三毛猫さん» ありがとうございます!ただ今、新企画も企画中ですので、そちらも楽しみにしていただければ嬉しいです。これからもよろしくお願いします! (2019年12月1日 10時) (レス) id: 22142a784e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きょっちー | 作成日時:2019年11月30日 15時

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