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ヒョンウォン君#30 ページ30








Y『お!!いいよ!!』





ユジンは笑顔で答えているが

わたしは最悪だった。






ユジンは私を見るなり小声で『顔!!』

と言ってきたが、今の私には到底笑顔は無理だ。









どうしよう…どうしよう…



ここでヒョンウォン君に

『今まで俺を騙してきた変態』

だなんて暴露されたら…………



大学にいれない…………


ただでさえ友達いないのに…………




引っ越さなきゃいけない……?



でも私お金無いし…無理だよ……









ん? ちょっと待てよ。


今まで私からヒョンウォン君に

関わったこと無いよ?


全部ヒョンウォン君から

私に関わってきてるじゃん。






だから……






H『ねえ』






大丈夫だよね……!!




H『ねえって』





うん。大丈夫大丈夫。

言われたらこっちも言い返してやるし!






''ゴンゴン''


『わっ』



ヒョンウォン君が

テーブルを叩くと同時に私はびっくりして

姿勢が正しくなった。

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作者名:ANKO | 作成日時:2015年10月26日 23時

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