ヒョンウォン君#26 ページ26
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Y『あ、A!どうしたの!』
大学に着いてからのユジンの第一声。
『え、いや…ちょっと……』
そう言いながらヒョンウォン君を探していると
『あ、』
私の2個前に座っているヒョンウォン君を見つけた。
あんなに昨日酔ってたのに
あれが嘘だったかのような素振りで
女の子と話をしていた。
よくわかんないな……ヒョンウォン君……
そんな私の心の声が聞こえたのか、
ヒョンウォン君が振り向いたので
私は急いで顔をそらした。
『ねぇ、ユジン。
昨日飲み会行ったよね?』
Y『うん、やっぱAも行きたかったんでしょㅋ』
『いや、いや、そうじゃなくて……
ヒョンウォン…君、酔ってた…?』
Y『ん〜〜いや〜〜
そんな酔ってなかったと思うよ』
『え?そっか……
あ、隣の部屋がうるさかったから酔ってたのかな?
って思って…』
Y『はあ、いいなあ〜〜
隣にあんなイケメンいたら…』
『ちょっと!声でかい!!』
ユジンにも言えないよ……
昨日の夜、ヒョンウォン君とあんなことが
あったなんて………
それより私の頭に残ったもの。
ヒョンウォン君…酔ってなかったの?
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作者名:ANKO | 作成日時:2015年10月26日 23時