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67話 ページ19

「お覚悟!」

と一期一振が刀装が剥がれた乱さんに斬りかかる。
刀装が無ければ 生存値が少ない短刀は
一発で重症だ。
その勢いで鯰尾さんにも斬りかかった。


残るは 三日月 一期一振 向こうの鶴丸国永

そして、 こちらの鶴丸 と私 だけだった。
3対2 で明らかに部が悪い。

状態は 怪我はなく刀装が全て剥がれた三日月と、 中傷の一期一振、 そして1つだけ刀装が残った鶴丸国永だ。

一方、鶴丸さんは刀装1つ残っているが
私は全て剥がれていた。

汗が伝い、流石の事態にゴクリと唾を飲んだとき
トンと、 背中に衝撃が走った。

「君」

その声から鶴丸さんだと分かる。

「鶴丸さん」

剣を構えて声をかけた。
目は相手の刀剣を見つめたままだ。

「‥あぁ、 やるぞ!」

頷いて同時に地面を蹴って反対方向へ走り出した。

ここまできたら負けられない。

「後ろだぜ。」
と言う鶴丸の一撃を 受け流し
私は中傷状態の 一期一振に斬りかかる。

「悪いけど 」

ザシュッと、 斬って戦闘不能。

「後、2振り」
と、鶴丸に向き直るが出来た隙を見逃す訳もなく
彼はもう目の先にきていた。

「はは、 遅い遅い!」

ザシュッと重い一撃を正面からくらう。
私は一気に中傷になった。

「うっ‥」

青いマントに赤いしみができ、身体にはしる痛みに
つい片膝をつく。


「実装されてすぐに ここまでやれるとは大したもんだ。 おっと、 三日月の所も終わったようだな」

バッと見ると 向こうにいた二振りは
両者相討ちの戦闘不能になっていた。



「残されたのは 君と俺だけだ。 さぁ、一騎打ちといこうじゃないか」


相手が刀を構える。


刀装1つの無傷の鶴丸と中傷の私。
一撃でもくらえば負ける。





負けは99% 絶望的だった。

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華音(プロフ) - 初めまして、刀剣乱舞大好きで一通り読ませて頂きました♪泣いたり笑ったりとても楽しかったです。ただ所々ですが誤字脱字やヒロインの名前が変換されてない個所が全体的に多かったので^^;ご報告させて頂きますね。 (2022年1月15日 14時) (レス) @page43 id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
杏子メロンパン(プロフ) - こだぬきさん» 本当にありがとうございます。以前のコメントもとても励みになりました。感謝の気持ちでいっぱいです。 (2019年8月15日 9時) (レス) id: 590e18d332 (このIDを非表示/違反報告)
杏子メロンパン(プロフ) - 藍花さん» ありがとうございます。楽しんで頂けたのなら何よりです、 (2019年8月15日 8時) (レス) id: 590e18d332 (このIDを非表示/違反報告)
杏子メロンパン(プロフ) - anao10さん» そう言ってもらえて嬉しいです。私も鶴丸対決は書いてて楽しかったです。 新作も書きました、是非興味があれば読んでみて下さい。 (2019年8月15日 7時) (レス) id: 590e18d332 (このIDを非表示/違反報告)
杏子メロンパン(プロフ) - 椿さん» コメントありがとうございます!その後の話はもう書いてあるので、また載せていこうと思います! (2019年8月15日 7時) (レス) id: 590e18d332 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杏子メロンパン | 作成日時:2019年6月25日 18時

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