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プロローグ ページ2

「せっかくの機会ですし 試しに一回!」
「人員にも困ってないですし‥
それに、そんな究極レアがすぐにくるはずもないし 資材が勿体ないですね。
最近は、高速槍や検非違使が厄介ですし」

光忠いるかなーなんて思いながら歩きだした審神者は袖を引っ張られた。
見ると、掴んでいるのは乱だった。

「僕 その子に会ってみたいな!」
「僕もお会いしたいです」

僕も僕もと、乱を筆頭に声を上げる短刀達
このつぶらな瞳に敵う奴はいまい。

「はい、やりましょう!今日の近侍は確か一期ですね、誰か呼んで来てくれますか?」
「かるぅ! 私がどれだけ言っても聞き入れて下さらなかったのに、」

荒ぶる狐を無視して軽い足取りで審神者は鍛刀部屋に向かった。
「主殿が鍛刀とは久しぶりですな」
「貴方の兄弟の瞳に弱いんです」
「すみません、乱が無理を言ったようで…
しかし、話では、その刀はこの世で一つだとか刀剣女士だとか」
「そうですね。難しいでしょうが頑張りましょう!」

資材はこんなもんかと、設定していく。
まぁ、適当に 500辺りでいいだろう。
妖精さんよろしく!というと 任しとけと言わんばかりの笑顔がかえってきた。
妖精さんが作業をし始めると
パッと待ち時間が現れた
19分59秒

「…太刀が出やすいレシピのはずですが」
「この時間では短刀ですね」
「鍛刀出来る刀はもう揃ってますし」

練結しかないな 同じ刀は二振いても紛らわしいだけである。
鍛刀部屋を出ると短刀達が集まっていた

「主様!どうですか?」
「ごめんなさい。20分という結果だったわ、
また、明日にでも頑張ります」

そう言うと、短刀達は少し残念そうな顔をするものの 笑って返事をしてくれた
そして、20分後 刀が完成したという知らせが入り
近侍である一期一振が鍛刀部屋に入った
付喪神の紙を刀に置く
すると、いつものように刀剣は光り出したが、舞い散ったのは
何故か桜ではなく真っ赤な薔薇であった。

「私は願いを叶えし刀 貴女の願いは」

金色の長い髪
青いマントに銀の甲冑

おそるべし、審神者運。
欲が無いところほどやってくるのだから
人生は難しい こんなこと前に誰かが言った気がする。
あっさりとこの本丸に 刀剣女士がやってきた。






ーー
時間は適当ですので気にしないで下さい。

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杏子メロンパン(プロフ) - ありがとうございます。そう言って貰えてとても嬉しいです。 (2019年6月22日 19時) (レス) id: 590e18d332 (このIDを非表示/違反報告)
永遠の0 - やべぇ・・・・・・やべぇ←私の好みにドンピシャだぜぇ・・・・・!(*´∇`*)更新ファイト!(*≧∀≦*) (2019年6月22日 18時) (レス) id: bc7da5b929 (このIDを非表示/違反報告)
アズマ - この物語の少しシリアスな感じが好きです!これから影ながら応援させていただきます! (2019年6月22日 15時) (レス) id: 13ba803884 (このIDを非表示/違反報告)
杏子メロンパン(プロフ) - そらまるさん» コメントありがとうございます。励みになります。 (2019年6月22日 5時) (レス) id: 590e18d332 (このIDを非表示/違反報告)
そらまる(プロフ) - 面白いです(^^)更新楽しみにしています(^^) (2019年6月22日 1時) (レス) id: 01606349cd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杏子メロンパン | 作成日時:2019年6月20日 18時

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