樹side ページ1
-楽屋-
「あーあ、最悪だよ」
ジェシー「朝からため息つくなよ笑」
「だって、これ意味わかんなくない！？」
慎太郎「どうしたの笑」
「これー！」
俺は今朝の出来事をそのまま、慎太郎とジェシーに怒りのまま伝えた。
今朝、何があったかと言うと、きょもと喧嘩になったんだよね。
でも、明らかに俺が心配してるのにきょもが既読スルーして、んで電話かけたら逆ギレされた。
まじで意味わかんねーよ。
体調悪いって言うから心配してやったのに。
じゃあ、心配なんかしなきゃよかったじゃん。
今日はよりによって、雑誌の撮影。
きょもと俺がペアって言われたら俺、帰ろうかな。
やだよ、風邪うつったら迷惑じゃん。
心配してやったのにあんなことされたし。
慎太郎「あー、なるほどね…うーん、でもこれさ、樹にも言い方ってもんがあったんじゃない？？」
「言い方？俺、優しく言ったつもりだけど？」
ジェシー「樹は優しく言ったつもりでも、大我にとってはきつく聞こえたかもしれないよね。」
「そんなの、あいつが悪いんじゃん！！！いいよ別に。2人ともきょもの肩持つんだね！！」
俺は二人にキレて楽屋を出ようとしたら…
「わぁっ！！！！」
北斗「おい！！気を付けろよ」
「ごめん、」
北斗「また喧嘩でもしたのか？」
「別に、」
北斗「何だよ、その言い方ねぇだろ。」
「北斗には関係ねぇだろ！？」
北斗「いつもそうやって逃げるんだね、」
北斗はいつも穏やかだから、今のすごく低い声には正直びっくりした。
だから楽屋を出るのを辞めた。
北斗には適わねぇな…
ま、いっか。
きょも来ても俺絶対口聞いてやんねぇから。
俺は渋々、さっきいた場所に戻った。
北斗「樹、何があったのか、京本から聞いたよ。」
「え、」
北斗「今日、京本来れないって。だから、撮影延期。この後、どうするか話し合わない？」
「俺、」
ジェシー「ねぇ、�眞詫茲討覆い鵑世韻浜茲覆い痢�」
北斗「�眞蓮�休み。」
慎太郎「北斗に情報行き過ぎじゃない？笑」
北斗「仕方ないじゃん。俺が個人的に聞いたんだから。」
ジェシー「まじ？大我に聞いたの！？」
北斗「それはいいから、京本とのこと、どうにかしないと明日仕事だろ？」
「別に。」
北斗「樹！！」
あーあ、北斗には通じないんだ。
じゃあ言うしかないか。
「あのさ、俺、優しさのつもりでLINEしたのに、きょもが既読スルーしてさ、電話したら逆ギレしてきたの、だから俺怒ってんの。」
言っちゃった……
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作者名：炊き込みご飯 | 作成日時：2020年5月24日 1時
