確か、モトカレ (ページ9)

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「ねぇ！ごめんね！」

って謝ってきてるのは

「…あ」

朝ぶつかった子だ

森「バリフォンなったの俺のせいだよね？」

京「慎太郎、自己紹介。こいつお前のことしらねぇから」

森「あ、森本慎太郎です！2組の！！」

樹「俺は田中樹！！2組！」

心「ん～、やっぱ顔面強い」

樹「なぁに、俺イケメン？？」

心「格好いいよ」

樹「そんな褒められちゃったら俺…」

心「でも全く、タイプじゃないの」

京「どんまい」

渡「樹、自惚れは良くない」

樹「あ～、燃えるね」

心「勝手に燃えないでくれるかな」

樹「そう言うタイプの女の子、嫌いじゃないよ」

心「でたよ、こういうやつ。黙ってればイケメンなのに」

森「で、与田ちゃん」

「？」

森「携帯、どうすればいい？まじでごめん」

「あ、機種変そろそろだから、全然平気です」

そろそろ2年経つし、来月あたり変えれるタイミングかな

森「ほんとに？それなら良かった、いや、良くないんだけど」

森「あ、わかった、飲み物！買ってくる！！」

ってわたしの空のパック見て言う森本くん

森「なにがいい？」

って子犬の目みたいにして聞いてくる

「あ、いや、全然、平気なんで」

森「だめ、なに？お茶？紅茶？ジュース？」

「慎太郎、A引いてるよ」

森「えぇ！ごめんごめん」

適当に買ってくるからみんな待ってて！って田中くんと2人で買いに行った森本くん

渡「相変わらず口が止まらないのな2人」

「楽しそうじゃん」

心「田中樹、だめだね、口閉じてればいいのに」

しばらくすると

「ねぇ！やばくない？！当たったんだけど！！」

「俺ら運強い」

って帰ってきた2人

慎「みんなの分も買ってきたよ～」

樹「こころちゃんは俺が買ったよ」

こ「ありがとね、森本くん」

京「おれこれ～」

慎「きょも！Aちゃんが1番最初！」

渡「おれこれ」

慎「しょっぴー！！ねぇ、聞いてた？！」

樹「こころちゃん、おれが買ったよ？」

こ「ありがとね、森本くん」

って、言葉が飛び交ってるわたしの頭の上で