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いや、わたし京本くんから連絡きてないって思ってたけど
昨日
大我いま暇?
って。ごめん今見た
暇じゃないって朝の今返信しておいた。
急いで寮食たべて、学校へ向かう
クラスへ着くと、待ってました！と言わんばかりの勢いでティラノが向かってくる
「ねぇAちゃん！！」
「うん、なに？」
「京本くんも好きでしょ？Aちゃんのこと」
「ねぇ顔赤くするのやめてAちゃん。羨ましいからやめて。」
「じゃあこの話やめてティラノ」
「いや、京本くんに好きって言われたでしょ？昨日」
「…。」
「平野の情報網舐めちゃダメだよ。」
「恐ろしい。」
「で、Aちゃんは好きって言ったの？」
「…、言ってない」
「ほら、そこが原因。Aちゃんも好きって言えばカップル成立だよ？」
なんで言わないの！ってお母さんに叱られた時みたいに言ってくるティラノ
「なんか、京本くんに言われて、意識しちゃって顔見れなくなった」
「うわ乙女」
「だから、うん、言葉ではなにも言ってない」
「言葉''では''？」
「うん、ハグの時手を後ろに回して、京本くんが、そういうことね？って感じで解釈してくれた」
「え、ハグしたの？！うわぁアオハル…」
「やめて恥ずかしいから。」
「でも、言葉にしないと京本くんとカップルになれないよ」
「…、えぇ。」
「Aちゃん、京本くんはいっぱい動いたんだから、次はAちゃんの番だよ！昼休み、電話をかけなさい」
そう言って教室に戻っていくティラノ
昼休みが憂鬱になってきた。
午前の授業を終えて
昼休みになった途端ティラノがわたしの腕を引っ張って屋上へ行く
「はい、Aちゃん逃げると思ったから平野が監視します」
あ、イヤフォンはするから、どうぞご自由に
ってティラノ
「…、えぇ」
って電話するか迷ってたら、わたしの携帯取り上げて、京本大我をタップする
「はい、どうぞ」
ってニコニコで渡してくるティラノに若干の恐怖を覚えたけど
もう画面は通話中に変わってるから慌てて耳に当てる
「…、もしもし？」
「ん」
「今時間平気？」
「昼休み」
「…。」
え、なんて言えばいいんだろうってティラノに視線を送るけど、イヤフォンしてゲームしてるティラノ
うわまじかよティラノ
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晴 - めちゃめちゃ良かったです所々涙してました。いちごミルクにつられてます (2023年4月25日 22時) (
レス) @page42 id: 6e74d30808 (このIDを非表示/違反報告)
1004jhonly(プロフ) - 凄いです、、夜中4時まで一気読みしちゃいました、、 (2021年5月5日 2時) (レス) id: 9f81d7b8f3 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 一気に読んでしまいました｡とても面白くて涙腺崩壊しながらも読み続けてました。小説でこんなに泣いたのは始めてです。素敵な作品をありがとうございます！ (2021年1月17日 2時) (レス) id: f8b80cce37 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました。 (2020年7月31日 7時) (レス) id: 59109f0c35 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 夢中になり一気に読了しました。学生生活特有の恋のむずがゆさ、切なさ、そういったものに久しぶりに触れて昔に戻ったような気持ちになりました。そしてお話の中の京本くんに本当に恋したかのような気持ち…後遺症でプロローグ聞いたりいちごミルク飲んだりしてます。w (2020年7月31日 7時) (レス) id: 59109f0c35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2020年5月9日 19時
