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しかも時間は16時を回ったところ
暗くなってきたし、こっちに帰ってきたとLINEを返して帰ろうと思ったら
「よっ」
って、防波堤の後ろにあるベンチに座ってるほっくん
「うわ、びっくりした」
「なんかすごい考え事してたから、終わるまで待ってた」
「え、いつからいたの？」
「2時間くらい前？」
「え」
そのままほっくんと、家まで向かう
「もうA学校終わり？」
「うん、終わった」
「俺らも昨日終わったところ」
「もう３年生だね」
「受験生だよ、今日も俺以外みんな予備校」
「受験生か…。」
「前みたいにバカみたいに集まって騒げなくなるな」
「ね」
「でも、たまには気晴らしで集まろうね」
ってほっくん
「今日、春季講習前の最後の晩餐でみんなで慎太郎の家で集まるんだけど、Aもきてよ」
深澤くんとかしょっぴーとか、理沙子もいるよってほっくん
「あ、紺野たちはいません。初期の川メンバー+αね」
あんまり気分がのらなかったけど
「はい、悩むなら行こうね」
って連行される
「もう多分みんないるんじゃないかな、予備校終わる頃だし」
ってほっくん
ほっくんのいう通り、既にメンバーは揃ってた
「え！Aじゃん！」
って抱きついてくるジェスを丁寧に剥がす
「俺の隣空いてるよ♡」
ってじゅったん
「俺がいるから！見えない？俺が座ってるよ？」
って深澤くん
「普通に考えてAはここね」
ってほっくんに連れて行かれたのは京本くんの隣
今思ったけど、会うのはあの門以来で、ちょっと気まずかったけど
「ん、学校終わったの？」
って普通に聞いてくるから、わたしも普通になった
「うん、月曜終わった」
って返したら、キッチンにいるじーこに目がいった
ソファから立って、キッチンにいるじーこに話しかける
「ねぇじーこ…」
「ん？いいよ、座って待ってて！」
「あ、いや、あのさ、」
って話そうとするんだけど
「いいって！女の子は座って待ってればええの！京本くん！彼女さん連れて帰って！」
って叫ぶから大人しく自分で元の場所に戻った
「電話、なんかあった？」
って京本くん
「あ、ううん。ごめんねこの前出れなくて」
「ん、お前でない方が多いから慣れた」
って京本くん
ピザが届いて、じーこが作ってた大量のお好み焼きも完成したみたいで、最後の晩餐がはじまった
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晴 - めちゃめちゃ良かったです所々涙してました。いちごミルクにつられてます (2023年4月25日 22時) (
レス) @page42 id: 6e74d30808 (このIDを非表示/違反報告)
1004jhonly(プロフ) - 凄いです、、夜中4時まで一気読みしちゃいました、、 (2021年5月5日 2時) (レス) id: 9f81d7b8f3 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 一気に読んでしまいました｡とても面白くて涙腺崩壊しながらも読み続けてました。小説でこんなに泣いたのは始めてです。素敵な作品をありがとうございます！ (2021年1月17日 2時) (レス) id: f8b80cce37 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました。 (2020年7月31日 7時) (レス) id: 59109f0c35 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 夢中になり一気に読了しました。学生生活特有の恋のむずがゆさ、切なさ、そういったものに久しぶりに触れて昔に戻ったような気持ちになりました。そしてお話の中の京本くんに本当に恋したかのような気持ち…後遺症でプロローグ聞いたりいちごミルク飲んだりしてます。w (2020年7月31日 7時) (レス) id: 59109f0c35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2020年5月9日 19時
