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「ってか基本Aが学校にいない日はつまんない
から俺たち」
「そうそう、いるだけでいいんだよね、その点ではコーチと同じものを感じる、haha」
「ディスってんのかよお前、いやでも、Aは確かにいるだけでいい」
ってジェシーとコーチ
「俺、2週間大阪行ってる時、行きのA見かけたからキャリーケース駅まで持ってった」
って北斗
「俺もコンビニで見た!トラベルグッズ買ってたからどっか行くのかな〜って思った」
って慎太郎
「そしたら案の定、2週間休んで、戻ってきたら体育祭出られないから家庭学習、戻ってきたと思ったらニューヨーク、そして転校」
考えると結構きつい生活
「まぁ、Aもなかなかメンタルきてたよね。だってずっと眉毛下がってたもん」
って北斗
「ニューヨークの間にも転校説とか退学説とか、あることないことを紺野たちが言ってさ、まじ腹立ったよあの時」
「ほんとそれ、しかもさ、あれが1番腹たった、Aからの電話出たじゃん、神尾と岩崎」
って北斗
「あ、あれはやばいよな、人としてやばいよ」
って慎太郎
あの時、他人にガチギレする北斗を俺は初めて見た
あの後、Aと連絡取れなくなったし、携帯番号変えたらしくて
「Aが転校する前に、家で一緒にBBQしたの、部屋行ったらさ、荷物まとまってて、あ、いなくなるかもしれないってまじで焦った」
って慎太郎
「それで、次の月曜に担任がAの転校をホームルームで言ってきて。」
あの時はまじで頭真っ白になった。
「そう、1組にもすぐその話回ってきて、急いで2組行ったらまじでいないから、焦った」
ってジェシー
「で、紺野達が言ったんだよね、''友達に何も言わないで転校った初めて聞いた''って」
「あ、紺野ってこの前いた女の子達ですか?」
って平野
「あ。そうそう」
「あ〜、苦手です平野」
「いや、俺らも苦手だけど、ついてくるから。しかも理沙子と仲良いからなかなか難しいよね」
って慎太郎
「で、そしたらあずちゃんがね、あれは格好良かったわ」
って北斗
「そこ、邪魔、ロッカー」
って、あずちゃんの真似して言うコーチ
「いや、あれは格好よかったよね」
って北斗
「しかもその後、あんたらAの友達じゃないでしょ、知り合い枠だよってまじ痺れた」
ってコーチ
「あずちゃん!平野も知ってる、Aちゃんよく話してる子」
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晴 - めちゃめちゃ良かったです所々涙してました。いちごミルクにつられてます (2023年4月25日 22時) (レス) @page42 id: 6e74d30808 (このIDを非表示/違反報告)
1004jhonly(プロフ) - 凄いです、、夜中4時まで一気読みしちゃいました、、 (2021年5月5日 2時) (レス) id: 9f81d7b8f3 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 一気に読んでしまいました。とても面白くて涙腺崩壊しながらも読み続けてました。小説でこんなに泣いたのは始めてです。素敵な作品をありがとうございます! (2021年1月17日 2時) (レス) id: f8b80cce37 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました。 (2020年7月31日 7時) (レス) id: 59109f0c35 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 夢中になり一気に読了しました。学生生活特有の恋のむずがゆさ、切なさ、そういったものに久しぶりに触れて昔に戻ったような気持ちになりました。そしてお話の中の京本くんに本当に恋したかのような気持ち…後遺症でプロローグ聞いたりいちごミルク飲んだりしてます。w (2020年7月31日 7時) (レス) id: 59109f0c35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作成日時:2020年5月9日 19時