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「うん、あいついいやつだよな。で、結構テンション高めで電話したのに、切った瞬間からあいつが頭抱え込んでんの」
「え？」
「やばいAちゃん集中してた時に電話しちゃったって」
「あー、たしかにいつもは電話してもいい？って聞かれるかもLINEで」
「そこから京本の話を聞きながら、平野のことを慰めてって、まじでカオス、視聴者側としてはとても面白かった」
「まぁたしかにあの時ちょっと忙しかった」
「平野さ、Aの声の感じで電話するべきじゃないって感じ取ったらしい、すごいわあいつ」
「ティラノに悪いことしちゃった」
「いやでもあいつ寝たら忘れるタイプ、次の日めっちゃうるさかった」
「うん、さすがティラノ」
「でも、京本も京本で、ずっと項垂れてんの、その割には全然詳しいとか話さないから、視聴者側としてはAに物申したい、早く展開を進めてくれ」
「ほら楽しんでんじゃん」
「そこから、話し聞くのは諦めて、ずっとAの話してた」
「わたしの？」
「川あそびの写真平野に見せたら、平野もAの写真見せてくれたから物々交換みたいな感じで」
「ねぇわたしいないところでやめてよ、写真とか絶対ブサイクなやつみせたでしょほっくん」
「みせてねぇよ」
って笑うほっくん
「俺より平野の方が、Aとの2ショット持ってたから悲しくなった」
「あ、ティラノとはよく撮るかも写真」
「Aちゃんは自分から撮らないから無理やり撮ってるって言ってた平野」
「わたしからたしかに撮らないかも、でも写真嫌いじゃないよ、ティラノと撮るやつ」
「俺とはとってくれないのに！」
「え、だってほっくんもあんまり撮らない属性じゃん」
「え、俺から撮ればいいの？」
「うん、全然撮る」
「早く言えよ！」
「えぇ、理不尽。だって自分から撮るの恥ずかしいじゃん」
「Aが恥ずかしさを感じるタイミングが難しいわ、読めない」
「それよりも、京本がAと結構写真撮ってるのにびっくりした」
「あ、たしかに京本くんとも撮るかも」
「それも京本から？」
「うん」
「いや、そこにびっくりなのよ我々は」
「え？」
「京本って、クラスの女子から写真頼まれても真顔で映るのに、めっちゃ笑顔だし、なんなら京本からは行かないのに絶対！」
「え、そうなの？」
「いや、多分あいつなりにアピールしてんだよ」
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晴 - めちゃめちゃ良かったです所々涙してました。いちごミルクにつられてます (2023年4月25日 22時) (
レス) @page42 id: 6e74d30808 (このIDを非表示/違反報告)
1004jhonly(プロフ) - 凄いです、、夜中4時まで一気読みしちゃいました、、 (2021年5月5日 2時) (レス) id: 9f81d7b8f3 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 一気に読んでしまいました｡とても面白くて涙腺崩壊しながらも読み続けてました。小説でこんなに泣いたのは始めてです。素敵な作品をありがとうございます！ (2021年1月17日 2時) (レス) id: f8b80cce37 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました。 (2020年7月31日 7時) (レス) id: 59109f0c35 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 夢中になり一気に読了しました。学生生活特有の恋のむずがゆさ、切なさ、そういったものに久しぶりに触れて昔に戻ったような気持ちになりました。そしてお話の中の京本くんに本当に恋したかのような気持ち…後遺症でプロローグ聞いたりいちごミルク飲んだりしてます。w (2020年7月31日 7時) (レス) id: 59109f0c35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2020年5月9日 19時
