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「もらってくれないケチ」
「ケチではないでしょ」
「ねぇほっくん」
「俺から誘ったから奢ってんの、そんなに払いたいならAが今度誘ってよ俺のこと」
「あ、行きたいパンケーキ屋さんあるの！そこいこ！」
「うん、じゃあまたこんどね」
そう言って、軽く流された感じはするけどビッグマックを食べるわたしたち
「京本となんかあった？」
っていういきなりのほっくんのぶっこみに思わずむせてしまう
「大丈夫？」
って心配してるようで笑ってるほっくん
「なに、その顔、笑ってんじゃんほっくん」
「いや？笑ってないよ？」
「嫌い、ほっくん」
「バレンタインデー会ってたでしょ？」
あのチョコ、Aでしょ？ってほっくん
「無言は肯定と捉えます〜」
「…、知ってた？」
「うん」
「やられた。」
「京本の不機嫌具合がバレンタイン終わったあたりから激しい」
「そして平野のストーリーの項垂れてるA」
「ここは松村北斗が動かなければならない！」
「って思ったら平野がこっちに飛んできてさ」
「おれは視聴者側に回ることにした」
「ほっくんサイテー。見て楽しんでんだ。」
「で、Aは京本のこと好きなの？」
「え、ティラノからきいたの？」
「ってことは好きなんだな」
ちなみに平野からはなにもきいてませ〜んってほっくん
「ねぇほんとうにほっくん嫌いになりそう」
「やめてやめて」
「ティラノなんて言ってた？」
「やばい！やばい！しか言わないから全然話進まなくて呆れた」
「ティラノらしいね」
「しかも、先週平野が康二くんの家に来た時俺もいたのね？」
「うん」
「で、ひたすらやばいを連呼して、京本くんが！とかAちゃんが！って言うから、薄々俺らも気付いてたのね？京本の落ち込み具合でなんかあったなって」
「落ち込んでんだ」
「で、平野が、これ言ってもいいのかな？って言うからAにどこまで話していいか確認取るって言い始めて、電話したじゃん」
「あー、カラオケじゃなかったんだ、後ろがうるさすぎてカラオケかと思ってた」
「あ、その時に岩本くんが京本も連れてきて、樹とかジェシーとかコーチとかも連絡したら速攻きたから、もうカオスカオス、くそうるせぇあいつら」
「めっちゃうるさかったもん」
「そう、で、平野はAちゃんの話は勝手にできない！って言うから、呼ぶか！ってなって」
「うん、ティラノのそう言うところ好き」
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晴 - めちゃめちゃ良かったです所々涙してました。いちごミルクにつられてます (2023年4月25日 22時) (
レス) @page42 id: 6e74d30808 (このIDを非表示/違反報告)
1004jhonly(プロフ) - 凄いです、、夜中4時まで一気読みしちゃいました、、 (2021年5月5日 2時) (レス) id: 9f81d7b8f3 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 一気に読んでしまいました｡とても面白くて涙腺崩壊しながらも読み続けてました。小説でこんなに泣いたのは始めてです。素敵な作品をありがとうございます！ (2021年1月17日 2時) (レス) id: f8b80cce37 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました。 (2020年7月31日 7時) (レス) id: 59109f0c35 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 夢中になり一気に読了しました。学生生活特有の恋のむずがゆさ、切なさ、そういったものに久しぶりに触れて昔に戻ったような気持ちになりました。そしてお話の中の京本くんに本当に恋したかのような気持ち…後遺症でプロローグ聞いたりいちごミルク飲んだりしてます。w (2020年7月31日 7時) (レス) id: 59109f0c35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2020年5月9日 19時
