私の声、君の歌声-4-

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「はい、飲み込んで」


って京本くん。





「やばいリスだ、Aリスだ」

「え〜Aかわいい〜」



って止めてくれなかった2人









ようやく飲み込むと、ほっくんが


「お茶飲む？」

ってほっくんのマックの飲み物くれるから飲もうとしたら



「ん」

って京本くんの飲み物のストローが口に入ってくる





「相変わらず暑いね、朝から」

「そうだよ、まだ7時30分」







「え、京本くん、Qooなんだね、意外、ありがと」









「え、Aそこ？」


「逆にきょもはなに飲んでると思ってたの？」


「ん〜、あ、でも確かにQooっぽい」





そこからは京本くんがなんの飲み物っぽいのかとか、

じゅったんがピンク髪を怒られながらも続ける意義を語ったり

ほっくんがお友達ができないって嘆いたり

京本くんのインスタのフォロワーが1000人行った話とか







「あ、そういえばAインスタも消したでしょ」

「うん、やってない、いらないかなって」

「いや、じゅったんがいる。作って、今！」

「そうそう作れよA」


って言うから圧に負けて作る




「えぇ、ユーザーネームどうしよう」

「いいんだよそれは」

早く作ってってじゅったん



「はい、作った」


そう言ってじゅったんにQRの画面を開いた携帯を渡すと





それを無言で奪い取って京本くんが追加する








「ん、いちばん」


ってドヤ顔をじゅったんとほっくんに見せる京本くん








「いや、俺はLINEでいちばんをとる」

ってほっくん



「あ、LINEはひーくんにさっき教えた」


「…。」









それからまたしばらく食べたり話したりしてたら


「Aインスタみて」

ってほっくん



そしたら

@hokuhokuhokuto

さっきわたしが京本くんにパンケーキを、強制あ〜んで詰め込まれてる写真に


#松村北斗は月曜から笑顔で登校します
#Instagram始めました与田A
#デジャブ？
#前はビッグマック詰め込まれてたな

ってストーリーにメンション付けてるやつ





「北斗、この写真送って」


って京本くん




「え、悪魔だよ京本くん」

「は？」

「わたしが苦しんでる姿見て笑ってるんだよ？ほら、この写真見てよちゃんと」

って携帯見せるけど

「うん。これ欲しい、送って」


って言うから、サイコパスを疑った。

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