雪 (ページ1)

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樹、京本、北斗、慎太郎を乗せた車は真っ白な雪の中を走っていく。

空はとても晴れていた。

車内では今月発売した1stアルバムをかけて、カラオケのようになっている。

京本がはしゃぐ横で呆れ笑う北斗を見て

樹は運転している手を止めてシャンプーを飲みそうになる。

それを横で止める慎太郎。

軽くカオスである。

「「「「つーーいたぁぁぁぁ」」」」

ここはある田舎の雪が積もっている丘。

久しぶりの休日だからと４人できたらしい。

樹「そういえばジェシーとこーちは？」

慎「あぁなんか2人ここの近くの温泉泊まるんだって。」

ゆごじぇはもうカップルだ(願望

樹「ちぇ、リア充してんやん」

「俺も恋人ほしーー」と騒ぐペンギンの飼い主。

慎「ふふ、見て、きょも疲れて寝てる」

慎太郎が言い終わる前に

ケータイを手に後部座席の京本を激写するｼﾞｭﾘﾀﾅｶ。

さすが京本大我激写競争世界一である。

北「やっば笑笑お前フォルダ京本だけだろ笑」

この後北斗は樹のケータイを確認したがやはりそうだった。

田中樹、恐ろしい子！

樹「そうだよ可愛すぎやばい天使」

京本に関してはどこまでも盲目なのだった。