Life goes on. (ページ5)

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5__慎太郎side ページ5

気分が晴れないまま同窓会へ参加する事になった。

ジ「あ、慎太郎ここ！」

俺が会場に着いた頃には大半のクラスメイトが揃っていた。

ジ「ちゃんと染めてきたな。メッシュ入ってる」

「あー、おすすめされてさ。良い感じでしょ」

ジ「めっちゃ良いじゃん！どこの美容室？」

なんかジェシーに教えたくないな。

「秘密でーす。ジェシーはもうあそこの常連だろ？」

思いっきり拗ねるジェシーに周りの男子が会話に入ってくる。

友1「ジェシー何暴れてんの？変わんねえな笑」

友2「そういや慎太郎、あの子とは付き合ったの？」

「あの子？？」

瞬時に高校まで記憶を遡る。

「んーなんか、どうでも良くなった」

友2「何だよそれ！じゃあ彼女居ねえのかよ」

え、そんなにがっかりしなくても。

何人かに告白はされたけど付き合う気なんて無いから恋人になんなかったんだよね。

ジ「みんなお前がずっとダンス一筋だから俺らが心配してやってんだよ。恋心を知らないとダンスに役立たないでしょ」

「いや、知ってるわ！」

そんなやり取りをしながら偶に女子と話したり先輩と話したりで意外と楽しい日になった。

先生「ではこれで解散しまーす！みんな気を付けて帰れよー！」

まだ夕方だからと二次会に行く人や宅呑みする人がいる中、この後何するか考える。

ジ「慎太郎、俺この後別の高校の仲良い先輩と呑む約束してんだけどさ、お前も来る？」

「んー暇だし、行こうかなぁ」

ジ「OKー、じゃあちょっと連絡するわ」

ジェシーがその先輩に連絡してる間、椅子に座って待つ。

ジ「大丈夫だってー。後10分くらいで着くらしいよー」

「分かったー。その先輩ってどんな人？」

ジ「んー……見た目はチャラそうだけどめっちゃ優しい人だよ」

人に初めて会う時ってわくわくするんだよね。
仲良くなりたいなあ。

？「悪い遅れたー！」

は？？

嘘…。

ジ「大丈夫ー！走んなくていいよ「ジュリ！」」

また

会えた。