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バレンタインデー 4 ページ25

hk side

薮「...はぁー。光。顔あげて?」

「グスッ...や...」

薮「あげてって。ほら。」

と薮が俺の顔を無理やりあげた。

薮「俺はね?気持ちのこもってない市販品よりも、どんなに簡単でも、気持ちのこもってる手作りの物の方が嬉しいんだよ?」

「え...?」

薮「それに、俺嬉しいよ?俺の為に光がチョコレートお菓子作ってくれてさ。だから、そんなにネガティブになるなよ。な?」

「!」

薮はいつだってそう。ネガティブな俺を励ます言葉を言ってくれる...。

この人だから、俺は一緒にいれるんだよね...!

薮「...ねぇ、食べてもいい?」

「...いいよ!これね、カロリー控えめだから気にせずに食べて大丈夫だよ!」

薮「やった!さすが光!いただきま〜す!」

ふふっ。子供みたいに大喜びしながらブラウニーを食べる薮。

すごく可愛いな〜。

すると薮がブラウニーを俺の口に運んできた。

「んふぅ?!」

薮「ふふっ、美味しい?」

「っ///...ぅ...ぅん...///」

やっぱり、薮はかっこいいな。今の笑顔にキュンときた...///

また来年も薮の為に頑張ってチョコレートお菓子作ろう...///







fin

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作者名:名のない納棺師 | 作成日時:2019年12月4日 20時

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