二章【条件】 ページ9
「…何故残った。バーボン」
「…別に構わないでしょう?個人的に貴方にお話ししたいことが、ありましてね」
暗い倉庫の中。
カツカツと踵を鳴らしながらジンに近づき、後ろで手を組んでニッコリと笑う。
ハニートラップ。
男性同士のこの現状で仕掛けても仕方がないが、バーボンというキャラを徹底する為にも幹部…上司には、良い顔をしておきたい。
……誰かを。
何かを、守る為なら自分の犠牲さえ厭わない。
それが俺だ。
今日までも、これからも。
ずっと。
──── 「モルトを面倒見る代わりに、条件があります」
「条件?」
「ええ、聞いてくれますか?」
「…はんっ。聞くだけな」
「それは有り難い。その条件は、」
… … …。
… … … … …。
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泉 - おもしろい! 続き楽しみです! (2022年12月30日 18時) (レス) id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
泉 - おもしろい! 続き楽しみです! (2022年12月30日 18時) (レス) id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
はじめまして - 終わり、、、? (2022年12月30日 18時) (レス) @page13 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - 終わりですか? (2022年5月8日 13時) (レス) @page13 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
Haoto(プロフ) - あれ、終わりっていう文字が見えるのですが... 続き無いのですか? (2021年5月8日 18時) (レス) id: 3b91b12a4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天高 星 | 作成日時:2018年7月19日 20時