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小|中|大|──── 「あ、あ〜うっ」
「…仕事してるから待ってください」
「うっ、あ、あー」。
その声だけがこの部屋内に響き渡る。
黒の組織のとある支部、
割り当てられた部屋にて。
一人の少女が鎖で繋がれて居て、動く度にジャラジャラと音を立てるそれに眉を顰めながらも仕事を続ける、一人の男性。
「あ゛ぁぁあっ…!」
「っう…、」
わんわんと泣き始めてしまった彼女に、漸く回転式の椅子を動かして目を向けた。
「あ゛ーっあ!あー!」
─── 参ったな。
言葉が通じない彼女に、バーボンの胃は痛くなるばかりだ。
見た目は大人、精神は赤ん坊。
この件をどう向こう に伝えるべきか…。
バーボンこと降谷零は、その場で溜息を吐いた。
「うわぁぁぁっ!!」
「あぁ、もう……ミルクか?」
【クソガキ】。
仮にも自分の立場上、そんな口の悪いことを声に出して言っていいわけでもないので心に留めて押し殺す。
「……はぁー…」
この物語は、見た目が大人(に近い)、だけど精神が赤ん坊の
波乱万丈な物語である。執筆状態:完結
「…仕事してるから待ってください」
「うっ、あ、あー」。
その声だけがこの部屋内に響き渡る。
黒の組織のとある支部、
割り当てられた部屋にて。
一人の少女が鎖で繋がれて居て、動く度にジャラジャラと音を立てるそれに眉を顰めながらも仕事を続ける、一人の男性。
「あ゛ぁぁあっ…!」
「っう…、」
わんわんと泣き始めてしまった彼女に、漸く回転式の椅子を動かして目を向けた。
「あ゛ーっあ!あー!」
─── 参ったな。
言葉が通じない彼女に、バーボンの胃は痛くなるばかりだ。
見た目は大人、精神は赤ん坊。
この件をどう
バーボンこと降谷零は、その場で溜息を吐いた。
「うわぁぁぁっ!!」
「あぁ、もう……ミルクか?」
【クソガキ】。
仮にも自分の立場上、そんな口の悪いことを声に出して言っていいわけでもないので心に留めて押し殺す。
「……はぁー…」
この物語は、見た目が大人(に近い)、だけど精神が赤ん坊の
波乱万丈な物語である。執筆状態:完結
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作者名:天高 星 | 作成日時:2018年7月11日 20時