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17:45分…
イクシオンサーガDTのアフレコ終了後、Aはすぐ帰る準備をした。
「じゃあ私先に帰るから!神谷さん、良い誕生日を迎えて!」
神「おう。じゃあなA。プレゼントありがと!」
「うん。ごめんね江口くん、杉田くん!お疲れ様!」
江「お疲れ様でした!!櫻井さんお大事にです!」
杉「お大事に!」
「ありがとう!神谷さんハッピーバースデー!!」
そう言ってAは櫻井のところへ。
神「はぁ…心底孝宏になりてえって思う…(泣」
杉「自分もそう思います…」
江「Aさんほんとに櫻井さんを愛してるって伝わってきますね」
杉「うん。二人が結婚するのも早そうだなとは思う」
神「え、結婚!?」
杉「櫻井さんはAちゃんを絶対離さないと思いますよ。首から胸にかけてのキスマークは凄かったですからね」
神「あーあれね、俺も見た」
江「わ〜、櫻井さんもまた独占欲強いですねww」
江口が神谷の誕生日を祝いに家に来ることになった。
***
Aは明日オフである。平野には看病するため櫻井の家に泊まると伝えた。
「ただいま」
「………」
櫻井は寝ていた。しかしタオルが額から落ちている。寝ているが息は荒かった。Aはタオルを絞って額に乗せた。その冷たさで目が覚めた。
「ん…A?おかえり……はぁ…」
「ただいま。具合どう?」
「まだ辛い…」
熱を計ると38.3だった。
「孝宏食欲ないかもだけど…お腹満たして薬飲も?」
「うん…喉…渇いた…」
「ポカリスエットあるわ。身体起こして飲ませてあげる」
冷蔵庫からポカリを取り出し、上体を起こして飲ませてあげた。ゴクゴクと音を鳴らして飲んでいる。Aはお粥を温めた。
「おまたせ、熱いからフーフーしてあげるね」
「ありがとう…なあ…神谷…なにか言ってた…?」
「ううん。お大事にって言ってたよ」
「そう、か…」
少し揉めたことは言わず、Aは櫻井にお粥を食べさせてあげるのだった。
「ん…ごちそう、さま…」
「なんとか食べたね。薬の準備するから」
「うん…」
水を用意し、抗生剤と咳止めの錠剤と解熱剤(粉)を服用した。そして横に寝かせた。
「ふぅ。これで一安心ね…」
「ごめんな…ありがとう」
「謝るのはなし。わかった?」
「ああ…」
「フフ(笑」
抗生剤の効果で眠くなった櫻井は再び目を閉じた。
Aも片付けをしたあと、風呂を借りて入り髪を乾かし、櫻井の傍で伏せて眠った。
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作者名:touko. | 作成日時:2020年12月27日 16時