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お風呂場へ向かう時、
「A、今から風呂？」
「うん、先に入ってもいい？」
「…なあ、一緒に入ろっか」
「えっ!?いやよ」
櫻井に一緒に入ろうと言われたが、さすがにひとんちでは入りたくない。
「なんで？この前入ったじゃん」
「なんでって…人の家で一緒にってありえない！」
「アハハハwそう言うと思った」
「…また今度、一緒に入ろう？」
「おう。じゃあ…キス、しよっか」
「もう…ほんとキス好きね/」
「だから…お前とするのが好きなんだ…」
「ン…」
chu…
ついばむキスをしたあと、深く口づけた。
ちゅ…ちゅく、ちゅく…
「っは、ンン…ッ」
「ハァ…神谷はほんとにお前にベタぼれだな。振られたのに全然諦めねえし」
「私が神谷さんを友達として見てるのは変わらないわ」
「よかった。じゃあゆっくり入ってきな」
「うん」
Aが入ったあとは櫻井が入る。
＊＊＊
「おまたせ、いいわよ」
櫻「ありがと。健一、風呂入るな」
鈴「ええよー。ゆっくり入って来い！」
櫻「おう」
タオルドライしていたAに真綾が話しかける。
坂「A、髪乾かしてあげよっか」
「真綾ありがと〜、お願い」
神「髪濡れてる！可愛いなぁ」
鈴「お前と孝宏はどんなAでも可愛えんやろw」
神「そんなのお前だって一緒だろ？真綾ちゃんが可愛いだろ！」
鈴「そうだよ！かわええよ！」
坂「……/」
真綾はハッキリ可愛いという鈴村に照れていた。
「あ〜まあちゃん照れてる！可愛い〜♡」
坂「う、うるさいっ/ 早く行くよ！」
Aの背中を押し、自室へ向かった。
「いいの？ここに入って…あなた達の愛のs…「何言ってんの恥ずかしい！/」」
ヴォーーー！！
恥ずかしさを隠すように真綾はドライヤーマックスでAの髪を乾かしてあげるのだった。
「よし出来た。この櫛で梳かしてあげるね」
「うん、ありがと」
真綾は櫛に絡まってる自分の髪の毛を綺麗に取る。そしてAの髪に櫛を通した。
「うん、綺麗になったよ。可愛いよA」
「でもスッピン見られるなぁ…鈴ちゃんに」
「いいじゃん、私もスッピンだし。櫻井さんも神谷さんも見てるでしょ？笑」
「まあねww」
「櫻井さんとラブラブだね！あの人がどれだけAを愛してるのか分かる。ほんと2人が両思いになってよかった」
リビングに戻った2人。
「応援してくれて嬉しかった。ありがとね」
「ふふ、Aが嬉しいなら私も嬉しい(笑」
「真綾…笑」
Aの手に自分の手を重ねる真綾。彼女の左手薬指にはゴールドの指輪が光っていた。
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作者名：touko. | 作成日時：2020年12月27日 16時
