一人目 ページ3
佳奈sids
福「すまんが、調べて裏をとって欲しい情報がある。」
佳「ネット上だと嘘の判断がしかねるのでまた潜入捜査になります。
大丈夫ですよね。」
福「あぁ。どれだけ時間がかかってもいい。
この情報の裏と、あと最近の動向を調べてくれ。」
佳「…ポートマフィアですか。分かりました。
ざっと一週間はかかります。
安心して下さいよ。此方の情報は絶対に漏れませんから。」
何時もより機嫌が悪そうだったので、付け足して置いた。
福「情報を漏らしても構わん。
無事に戻ってこい。」
其ほど危険と社長もわかっているのだろう。
佳「はい。」
せいぜい、軽い怪我で済むようにしなければ。
早速、家に帰り着替える。
変装ようだ。
マフィアの黒服だと自由に動きが出来ない為、
程々の地位の人間にならなければいけない。
取り敢えず、偉そうなカッコに着替えて外套を羽織り、女に見えないよう多少、顔を作り替える。
探偵社の人には秘密だが、記憶を消すことの出来るので意味はないが、念のためだ。
髪色も変え、ポートマフィア本部に向かった。
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なるべく、探偵社には、私が異能力者ということは内緒にしなければならない。
その為、バレないように幹部になった。それも、こっそり仕掛けて置いた麻酔でぐっすり眠らせたはずの変装相手が目の前にいる。
今年最大の危機。
中「俺に変装して入るとは、中々の馬鹿だなぁ。
誰だか、詳細を吐いて貰う。
ついて来い。あと、変装とけ。間際らしい。」
仕方なく顔につけていた、変装マスクを外す。
一応、色々変えて置いたので女とはバレないだろう。
此処は、大人しく従うが吉。
社長にああ言われたとはいえ、バラすつもりは更々無いので、魂比べになるだろう。
まぁ、嫌な予感ようにやって置いた仕掛けは一週間後に動く為、其までの辛抱。
問題は無い。
其までに殺されるような事態が起きなければ良いが。
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作者名:ゆい | 作成日時:2018年12月15日 22時